職人気質の昔ながらの職人は 今の時代に本当に不要なのか?
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
こんな記事を目にしました、 職人気質の職人はいらない 60歳を迎えた職人さんがある日突然、もう現場に来なくても良いです。 実質、クビ と言うことを言い渡されたそうです。
その職人さんは、長き渡り現場を経験してきました、 今、いる現場も経験を買われて他の現場から引き抜かれたそうです。若い頃からたたき上げでここまで来たこともあり、技術面はもちろん、若い人材への指導や相談役として
頼られていたそうです。図面では施工が解決できないような部分への策なども提案をするなど、頼られる存在であったとのことです。
ですが、突然のクビを通達、 「俺はものではない、一言であっちへ、こっちへなど、指示を受ける覚えはない」
悔しさが込み上げましたがその気持ちを抑え、「わかりました」と一言答えたそうです。
無論、訴えるなどということは思い浮かびもしなかったそうです。
職人気質の職人さんは、自分が納得できるところまでとことん工事をする、図面通りだからという図面、設計者の
せいにはしない。 そのことから、周囲からは煙たがれる存在にであったことは事実だと思います。
現場管理者は、工期と予算を気にする立場です、職人さんが丁寧に作業をすればするほど工期は伸び、結果、工事コストも上がる、管理者からすれば目の上のたんこぶ、邪魔な存在であったのでしょう。
現場管理者から頼られる存在でもあったはずですが、とにかく工事を予定通りに進めるためには、邪魔な存在になっていたのでしょう、現場管理者と、工事の進め方、手法について意見が食い違うこともあったようです、これは、現場で意見を交わす、より精度の良いもの完成させるといった意味からは悪いことではありません、ですが、若手職人さんの間からは、職人気質が強いと 納得できるところまでやる工事がうっとしく感じられら、工事がなかなか進まない、ここまでやってあればいいじゃないの?と意見。現場管理者からは、自分の指示に従わないことが、うっとしく思い、チームワークからも面倒な存在になっていたようです。
辞める日の当日、この出来事をあげた別の現場管理者に、○○さんには、世話になった と言うことでわざわざ
挨拶に来られ、頼まれても2度と現場に復帰はしない、職人は歯ぐるまではない ものではない と言い残して
去ったそうです。
このことを読み、確かに、職人さんは・・・ということを正当化したいところですが、チームで動く現場から問題は
この職人気質の方を含めた現場のチームを、まとめることができない、現場管理者の実力不足、 知識不足、現場管理者が育っていないのが問題だと思いました。
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