諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

  1. HOME
  2. 諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ
  3. 真冬のフローリング表面温度の事実を公開

真冬のフローリング表面温度の事実を公開

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀

暖かいよ 寒いよ  どんだけ???

足元の暖かさが もっとも大事だと思うですが、 基礎断熱と床断熱という 床下の断熱入れ方の違い
です。

床断熱は フローリングの下に構造用合板の真裏に断熱材を入れる工法です。
その下の床の空間には外気が流れ、床下に湿気がこもらないような仕掛けになっています
この白い材料が グラスウールの 床用としては最強性能の アクリUボードピンレス 36kg 105mm
熱抵抗値 3.3m2k/w
アクリアUボードピンレスα

基礎断熱工法は 基礎のコンクリート立ち上がりの内側に断熱を貼ります。
特徴は 地面と接している土間にも断熱材を設置しています。 基礎断熱の圧倒的な
メリットは 気密性能を確保しやす、そして 床下空間の温度が室内空間に近い。

断熱材は 湿気に強い
押出ポリエスチレンフォーム スタイロエースⅡ  これまた最強
基礎立ち上がりは 100mm厚み 熱抵抗値 3.57m2k/w
土間部分      50mm厚み 熱抵抗値 1.7m2k/w

断熱材の違い、工法の違いはわかったと思いますが これによって足元のフローリング
表面の温度はどの程度違いがあるんだろう。フローリングの材料は同じ。その下、構造用合板も同じ
室内でエアコン1台のみリビングで稼働中  計測した床は エアコン稼働のリビングから 一番遠いエリアです

ただ、測定した日が違うため 床下断熱工法の家を測定したときの外気温は 0℃
一方、基礎断熱工法の家を測定したときの外気温は 2℃
外気温度2℃の差をどう考えるか そのまま2℃の違いを 測定温度に足してみると
床の表面温度は同じとも言えるが、まともに外気温の影響があるとは言い難いと思う。
2℃の温度差の半分 1℃ として考えてみていいだろう、 やはり床下空間の温度(基礎表面温度)の
影響から 基礎断熱工法の 床の表面の方が快適に近いが、決して 18.7℃の表面温度はふかい、冷たいとは
言い難い。 ちなみに 無暖房の時に 床下断熱工法の床は 明らかに冷んやり冷たい
基礎断熱工法の床は まあまあ冷たいっていう感覚です。

床下断熱工法の場合

床表面

基礎外周部立ち上がり表面

基礎断熱工法の場合
床表面

基礎外周部立ち上がり表面

 

社長 池原純一のプロフィールへ
お客様の声
イベント情報

関連諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ