有名建築家から 学ぶこと
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
災害がおきたときに、避難先の施設で ダンボールやカーテンを使い プライベート空間を仕切った光景を見たことはあります。
この、仕切りを考案された 建築家「坂 茂」さんの、公演を聞きいてきました。
板さん 世界中に 数多くの建築物を設計されていますが、特徴は 紙管を使った建物を作ることで有名です。
紙管(シカン)というと、トイレットペーパーの芯 や、 サランラップなどの芯 のことです。 紙管は、大きさ、太さ、紙の厚みも
自由に作ることができるそうです。
紙管との出会いは、 建築の仕事を始めたときに、イベントで、会場内を表現するのに木材が良かったのですが、予算の問題、イベント故に
解体もしなくてならない、それにしては木材では予算がかかるということから、当時は、FAX用紙など 筒状でしたよね、その紙を巻いてある
芯 に目をつけたそうです。 色合いも木に近い感じ、筒を縦にした時にはある程度の強度もあるというところだったそうです
板さんは、コンゴ共和国で 難民の仮設テントを作るのに、現地の難民が木を切り出してしまい、森林が消えてしまう光景から、
この テントを紙管でと考えたそうです、その背後には、木を切り出されてしまうことから、アルミ管を支給したところ、アルミはお金に
変えることができることから、難民が支給された材料を換金してしまう なんともアフリカらしい話である そこで紙管でのテントを
作ったことが始まりだそうです。 国内では、阪神淡路の大震災のこの紙管を使って 仮設住宅を作くり、紙管で教会も神戸に作ったそうです。
そして 東日本大震災にて 避難している体育館の様子を見ていて、紙管とカーテンを使いプライバシーの確保をと思いついたそうです
最初は、数十箇所の避難所に提案をしたらしいのですが、前例がないので・・と断られ続けながらとある避難所でこれは、、と採用してもらった
ことから、今では、災害備蓄されるほどのキットとなったそうです。また、女川町で平地が少なく仮設住宅建設に困っている状況を知り、海上コンテナを利用した仮設復興住宅を設計、建築されました。
コンテナを利用した理由は、いずれは解体をする、仮設住宅故に解体後に利用できるものとして、コンテナを利用する発想とのこと。
(東日本大地震 津波支援プロジェクト 引用)
Voluntary Architects’ Network (VAN)「東日本大地震 津波支援プロジェクト」
現在もとても多忙な 建築家の坂さん 災害が起きた時には、最優先で動きますよ、
ボランティアでの設計も 施主からの依頼の設計も報酬が得られるのか得られないのかだけの違い、どちらも設計をするということに
隔たりはない、時間はどちらも惜しまない。
建物が災害で崩れていくことは、建築側、建築家に責任はないのか と いう言葉を話されていたことが とても印象に残りました。
私たち、家づくりをする側の責任は、新しいものをつくるだけではい、 命を守る仕事、建築の資材というのを利用する工夫からの自然、環境に
配慮、そして、最も大事なことは 「困っている人に役に立とう 」
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