諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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【新築建築現場レポート】フローリング施工時の見落としがちなポイント

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です。

土地を見に行ったり、打ち合わせをしに出向いたりと、外出した時はなるべく、その近くにある建築中の現場に寄るようにしています。

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ただいま、外壁施工(※1)は8割完了し、室内では大工さんが工事を進めています。天井の石膏ボード(※2)はすでに貼り終わり、壁の断熱材もほぼ充填完了。今はフローリングの施工に入ったところです。

※1外壁施工
建物の外側に壁材を取り付ける工事のこと。家を雨風から守り、断熱性や防音性を高める役割を果たします。

※2石膏ボード
石膏を主成分としたボード状の建材で、建物の内壁や天井に使われます。耐火性や断熱性に優れ、軽量で扱いやすいのが特徴。

現場に足を運ぶメリット

現場に足を運ぶと、現場でしか見えてこないことがたくさんあります。
職人さんと直接話すことで、工事の改良点や問題点、次の作業の予定など、より具体的な話ができます。こうしてコミュニケーションを取ることはとても大切だと感じています。

無駄話に聞こえることもあるかもしれませんが、相手の目を見て話すことで、言葉だけでは伝わらない表情やニュアンスを感じ取ることができるんです。そうしたやりとりが、大事な信頼関係を築くポイントなんですよね。

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断熱材施工のポイント:フローリング施工中の大切な一瞬

この施工写真は、単にフローリングの施工中を撮ったものではありません。
特に注目していただきたいのは、壁に充填された断熱材の部分です。断熱材を覆っているビニールの防湿シートが、柱をしっかり隠すように丁寧に広げられ、貼られている様子がわかります。

グラスウールの特性:湿気を防ぐ防湿シートの重要性

グラスウールは、湿気を含まなければ「最強の断熱材」だということをご存知ですか?
多くの方は知らないかもしれませんが、発泡系の断熱材は時間とともに少しずつ劣化し、痩せてしまいます。一方で、グラスウールは湿気によってへたってしまい、断熱効果が弱まってしまうのです。

フカフカなグラスウールが効果を発揮する条件

グラスウールの断熱性能を最大限に発揮させるためには、常にフカフカで空気を含んだ状態にしておくことが重要です。これをしっかり維持するために、防湿シートの正しい施工が欠かせません。

フローリング施工時の見落としがちなポイント

もう一つ注目していただきたいのは、フローリングで断熱材を覆っている防湿シートがしっかり抑えられている点です。

フローリングが防湿シートを挟むように施工されていることに気づかれましたか?
これは、実は盲点となりがちな部分です。

防湿シートは、湿気を遮断し、断熱材の性能を維持するために非常に重要です。
ここまでしっかりと防湿対策を取ることが、家の断熱効果を長く保つための大切なポイントなんです。

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■場所:長野県茅野市宮川地区
■日時:2023年5月13日(土曜日)〜28日(日曜日)完全予約制
■時間:午前10:00~午後16:00(雨天決行)

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