次世代の若手職人を育てるために、工務店ができるサポートを考えてみた結果
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
降りしきる雨は、いつ止むのだろうか。
目次
天候にされる建築現場
建築業に限らず、外での作業が多い仕事では、予定が思うように進まないことが多いものです。
特に、雨というどうにもならない天候を受け入れなければならない状況では、1工程、いや2工程も余分な作業が発生してしまいます。
とはいえ、これも想定の範囲と捉えれば、大きな苦痛ではないのかもしれません。
そう考えながらブログを書いていますが、雨音が一層強まると、どうしても現場の様子が心配になってきますね。
建築現場は若い職人さんが少ないのが現状
職人さんを見渡しても、同世代やそれ以上の年齢の方が多く、若い職人さんは少ないのが現状です。もちろん、経験豊富なベテラン職人さんがいることは心強いのですが、10年後はまだしも、20年後には引退している可能性が高いでしょう。
ですから、私たちが若手職人を育てていかなくてはなりません。
しかし、今は仕事を通じて一緒に経験を積んでいるものの、本当に育てることや技術をしっかり教える体制が整っているかというと、まだまだ不十分です。
誰が若い未経験者を一人前に育てられるのか
建築全般の知識や現場監督としてのスキルは工務店内で教えることができますが、実際の技術的な部分は、熟練の棟梁や職人さんに委ねているのが現状です。若い未経験者を一人前に育てるには時間も費用もかかり、一人親方として若手を指導するのは至難の業です。
では、どうすればよいのか
私たち工務店が、若い人材を育てやすい環境を整備することです。親方が常に安定した仕事や現場を確保できるようにし、若い人材を育成できるよう資金面での援助を行うことも必要です。
また、育成にかかる手間に対しては費用面でのサポートも強化していくべきです。職人さんを単なるパートナーとして捉えるのではなく、自社のためだけではなく建築業界全体がより良く、持続できるように広い視野で考えていくことが重要だと思います。
諏訪市上川地区|Instagramを徹底的に使いこなし、20年越しの夢を実現させた家
■場所:長野県諏訪市上川地区
■日時:2023年7月8日(土曜日)〜17 日(月祝日)完全予約制
■時間:午前10:00~午後16:00(雨天決行)
※直接現場での参加か、一対一のWEB見学会か、お選び頂けます。
売り込みは一切ありません。
安心してご参加下さい。