建築予定地 土地の境界線を探すとき。
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
わからなかったことが、わかるようになると嬉しい瞬間
母屋の裏に 建築予定のお客様の敷地、調べていく内に 建築予定に敷地の一部が
農地(地目)の敷地にかかっているような感じ。
感じとは、 どちらもお父さん所有の土地のために 正確な境界線がわからないためです。
公図という 敷地の大きさ、境界線を示した地図がありますが、その地図に現況の家や周辺の
状況を照らし合わせてみると、 ますます これ って違うじゃないってことに。
違うのは、公図が違うのか、現況の建屋含めた構図が違うのか、ってことが不明なんんです
こういう時は 接道している道路から 寸法を測ってみるんですが、 (道路の幅、位置は
ほとんど公図と合っているので) 道路から測り出すと ますます、公図と敷地の大きさが
合わないんです、 あれれ?ってことに。
さもすれば 現況、見えている、発見している境界杭を頼りにするしかない、
ですが 境界杭が 線と線を結べる位置のものがあればいいのだが、
そうではなく、1部しかない、 線としてはむすべない位置の境界杭だから(曲角に境界杭はない)
境界杭間の形を想像を駆使して結ぶしかない。で、想像と言ってもある程度のサイズ感は 辻褄があるうように
しなくてはならない。だから、境界杭がないと難儀してしまう。
現況のある境界杭と公図を何度も何度も見比べて 状況からあたりをつける、
ここの点、場所は他人の土地、であれば おおよその境は合っているはず、越境して
構造物も作る可能性はほぼない、と考え、そして、スケールをアップをしてサイズを公図と照らし合わせる
そうすると、多分、ここではないだろうかという境界点が浮かび上がってくる。一つを仮定とした
境界点としてみると、次の境界点との関係性、また、仮定としていた境界点が確かな確信に変わってくる。
こうして、浮かび上がった境界線は やはり 建築予定の場所の一部は農地であるということに
確信が持てた。
農地転用の手続きをする という建築のステップが見えてきた
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