建売価格の事情、ふところ加減
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀
時代は激変か。
コロナ禍から建築資材、そこにウッドショックが重なり
住宅の建築費は 5年前、いや 3年前から比べても顕著に高騰している。
そこに 追い討ちとしての円安、 物価高と 大きく変わってきている時代。
20年前に慣れしたんしただような言葉 「ローコスト住宅」とは 誰もが
呼ばなくなった。 本当のローコスト住宅とは、 住宅のサイズがコンパクトに
まとまった コンパクト住宅だけであろう。
土地代込みで売り出される建売物件で 安価な案件を見ると 最小に
土地の面積を小さくしている 例えば 80坪で1200万円ての土地が
あったとする、 その土地を 40坪、半分割として 2000万円弱で売り出されている
建売がある。 土地代の相場とすれば 40坪600万円 という計算になり、建物は
1,400万円となるわけですが、
土地の仕入れは 相場の8割程度と言われていますが、 恐らく
6割で仕入れているはず、だとすると、 建物への建築コストが
1200万円から 1,400万円程度と見ると この案件の建売は 4,500万円の
利益が残る というのは計算上の話。
4,500万円の利益の中から 土地の造成費用、土地、建物の固定資産税、、建売案件を宣伝をする
宣伝広告費、 案件を案内する営業マンの人件費、他会社の経費を捻出しなくてはならない
早く売れればこれらの経費は少なく、 いつまでも売れずに長く残ってしまうと
ずーっと この経費を負担するようになる、ますます高く売りたくなりますが、
建売として 築年数が経過をしていった案件を高く売ることはできない。
まさに 負のスパイラル だと 嘆きたい。
エルハウスは 過去から現在まで建売として手がけて案件は1軒もない。
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