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住宅ローンを組むときに注意してほしいこと。
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
目次
1. 借りられる金額ではなく、「返せる金額」で考える
住宅ローンを組むとき、金融機関は「あなたは〇〇万円まで借りられますよ」と伝えてくれます。
でも、それが「無理なく返せる金額」とは限りません。
大事なのは、「毎月いくらなら無理なく返済できるか?」をしっかり計算すること。
一般的に、住宅ローンの返済額は手取り収入の25%以内が理想と言われています。
例えば、手取り月収が30万円なら、返済額は7.5万円以内に抑えたほうが安全です。
2. 変動金利 vs. 固定金利…どっちがいい?
住宅ローンには、主に「変動金利」と「固定金利」があります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合ったものを選びましょう。
変動金利の特徴
メリット:金利が低めで、総返済額を抑えられる可能性が高い
デメリット:金利が上がるリスクがあり、返済額が増える可能性も
固定金利の特徴
メリット:金利が一定なので、返済額が変わらず安心
デメリット:変動金利よりも金利が高めに設定されることが多い
「金利が上がっても問題なく返済できるか?」を考え、慎重に選ぶことが大切です
3. 住宅ローンの諸費用も忘れずに!
住宅ローンを借りるときは、ローンの金額だけでなく「諸費用」も考慮することが大切です。
🔹 住宅ローンにかかる主な諸費用
融資手数料(数万円から十万円)
保証料(無料の銀行もあるが、数十万円かかる場合も)
登記費用(10万円以上かかると思ってください)
火災保険・地震保険(5年分を一括払いすることも)
「ローンの借入額ギリギリで家を買ったら、
諸費用の分を準備できなかった!」ということにならないように、
事前にしっかり計算しておきましょう。
4. 団信(団体信用生命保険)の内容を確認する
住宅ローンを組むとき、ほとんどの金融機関で「団体信用生命保険(団信)」への加入が必須になります。
これは、ローンを借りた人が死亡または高度障害になった場合、ローン残高がゼロになる保険です。
団信にも種類があり、最近では「ガン特約付き」「三大疾病保障付き」など、
手厚い保障があるものも。
金利が少し上がることもありますが、
「もしものときに家族が困らないか?」を考え、慎重に選ぶことです
5. 繰り上げ返済の計画を立てる
住宅ローンは、長期間(35年ローンが一般的 40年で組む方が増えています)で返済するものですが、
繰り上げ返済を活用すると、総返済額を減らせます。
特に、借り始めの早い段階で繰り上げ返済をすると、
利息を大幅にカットできるのでお得です!
ただし、繰り上げ返済をしすぎて、手元の貯金がなくならないように。
住宅ローンは長期間にわたる大きな契約なので、
「なんとなく」ではなく、しっかりと計画を立てることが大切です。
マイホーム購入は人生の大きなイベント。
しっかり準備して、安心して返済できるプランを立てることが
成功をする家づくりのポイントです