「一戸建てに住んでいる方」と「賃貸アパート」に住んでいる方の「仕様決め」における焦点の違いとは
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
目次
お客様との仕様決めに同席しました
何年ぶりかに、お客様との仕様決めに同席しました。
午前中は主に見守る形で進め、午後からは私が主導して打ち合わせを進めさせていただきました。
今回のご家族は、県外から最終的に信州へ定住を目的とされているお客様です。
ご主人は山登りがお好きで、信州を拠点に日本百名山を制覇したいと考えていらっしゃいます。
一方で奥様は、実際に長野県に住んだことがなく、寒さなどへの不安を抱いておられます。
そんなお二人が「終の住処」として安心して暮らせるお家を、私たちが手掛けさせていただくことになりました。
エルハウスの仕様決めはこんな感じ!
仕様決めでは、図面の内容を1つ1つ丁寧に確認しながら、使用する材料や種類を慎重に選定していきました。
お客様からは窓や外観の屋根について、若干の変更希望がありました。
その変更を踏まえ、こちらからも新たな提案をさせていただきました。
例えば、デッキ部分にかかる屋根を、材木で支える木部表しのデザインへ変更することをご提案しました。
仕様決めでは、お客様のイメージをしっかりと把握しそれに合わせたコーディネートを提案することが大切
打ち合わせを進める中で、お客様が住みたい家のイメージがより鮮明に伝わってくることがあります。そこから新たなアイデアが浮かぶことも多いです。
仕様決めとは、色や材質を選定することが主な目的ではありますが、実際にはお客様のイメージをしっかりと把握し、それに合わせたコーディネートを提案することが大切です。
また、お客様が選択に迷われたときには、「こちらの方が良いのではないでしょうか」「こんな感じはいかがですか」といったアドバイスをすることも、仕様決めの重要な役割だと感じています。
一戸建てに住んでいる方と賃貸(アパート)に住んでいる方の仕様計画における焦点の違い
一戸建てに住んでいる方と賃貸(アパート)に住んでいる方では、仕様計画における焦点の違いが見られます。
一戸建てに住んでいる方
これまでの住まいで改善したいと思っていた具体的な点に注目されることが多く、見た目やデザインよりも実用性を重視する傾向があります。
賃貸に住んでいる方
自分たちの家づくりに理想を追い求め、デザインや雰囲気を重視することが多いです。
このような違いを理解していると、お客様に対してより的確な提案ができるようになります。それぞれの背景や優先事項を踏まえた提案をすることが、満足度の高い家づくりにつながると感じます。