諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

  1. HOME
  2. 諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ
  3. 人命を守る 省令準耐火構造について解説

人命を守る 省令準耐火構造について解説

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

各地で山火事が発生しています、近県の山梨県でも
山火事が発生しました。

空気が乾燥しているこの冬、 肌のカサカサ、喉のイガイガならまだしも、
持ち家が燃えてしまったら・・・ 最悪です。

火災から家を守るのは 不可能です、鉄筋コンクリート構造であっても
構造は火災から守ることは可能ですが、内装に使われている材料は
燃えてしまう。はずです。

では 火災から守るべきことは、 命が最優先。 命を守るには
どのようにすれば良いのでしょうか。
火災が発生してから、避難をする時間が勝負だと思います。火の回りが早ければ
逃げる時間も短く、火の周りにが遅ければ 逃げる時間を確保することができます。

木造構造、あまり知られてはいませんが 工夫をすることで 火の回りを
遅らせることが可能なのです。 火の回り これを延焼時間と言います。

あまり 皆さんに馴染みのない言葉 省令準耐火構造 という 木造住宅の作り方があります
この施工を施すことにより、以下の効果があります

外部からの延焼を防止、 隣家から火をもらわない
火災が発生しても一定時間は部屋から火を出さない
万が一、室内から火災が発生しても炎症を遅らせることができる

「天井裏となる 壁面にも 防火石膏ボード(黄色)を貼りあげています」

省令準耐火構造 は 通常の木造の作りとは違うことを施します、
恐らく この構造に対応しようとしているハウスメーカー、工務店は少ないはずです。
施工の過程が増える、 材料のコストも上がる。 というのが要因だと思いますが、
もっといえば 住まい手の方のことをあまり考えていないのでは、、 もちろん、火災がおきた場合
どんな処置施しても 燃えてしまう。 という見方からかもしれません。

ですが 人命を守るというのは 家をつくる側の使命ではないのでは、と思います。
地震対策 家の倒壊を防ごうと 耐震性の強化を図るメーカーや 工務店は多いのですが、
火災から人命を守ろう という動きをしていません、実際、地震より火災の発生の確率のほうが 多いのでは??
と思います。

エルハウス 一部住宅シリーズでは 全棟 省令省令準耐火構造を 標準としています。もちろん、その他のシリーズでも
対応可能です。
ちょっとした 手間をかけることで 人命を守る確率が上がるんです

省令準耐火構造 | 一般社団法人 日本木造住宅産業協会

「一般社団法人 日本木造住宅産業協会 H P より」

社長 池原純一のプロフィールへ
お客様の声
イベント情報

関連諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ