一戸建て 雨水の処理方法について
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
朝から土砂降り、 早朝 6時 ウオーキングに出かけて 怪しげな雲でしたが
案の定、 見事に降られましたね。 といってもこの時期は雨に濡れても
気持ちがいい。 笑
住宅で 雨水の処理はどのようにしているのでしょうか、ということを
尋ねられましたので お答えします。
基本は、場内処理です。
場内処理とは 屋根に降った雨はを雨樋を通して排水をされるのですが、その排水の先が
隣地や道路や側溝に流すのではなく、敷地内に放出することです
ただ、放出するといっても垂れ流すのではく、 地中に穴を掘りその部分に浸透させるように
します。
雨水枡 っていうのがその役割です。
ではなぜに 場内処理なのでしょうか。
本来なら 建物がなければ降った雨はその敷地に降るのですが、そこに建物ができると
屋根ができ、その屋根に降った雨は本来なら敷地内に降った雨ですから その敷地内に
戻すっていう意図です、
では なぜに敷地に戻すのでしょう。
それは、住宅の屋根に降った雨を、各々が敷地外へ 側溝へ流した場合は
たちまち 側溝であれば側溝に流れている流量が増え、さらに側溝先にある川の流量が増える
ことになります。
川の流量が増えると、特に川の下流域にあたる場所では増水により 溢れだす可能性が
あるからです。
であれば 下水道へ流せばいいのでは?ということになりますが
いえ、下水道に流すと 今度は下水道配管内の流量が増えて、下水処理施設への影響は
もとより、 下水道のマンホールから 下水が溢れだすっていうことにもつながります
結局ですね 自然に降った雨はその自然のままの状態に近い処理をする ということです。
奥寺さんが 雨水枡について ブログを書いています
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