センスは　知識から始まる

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

センスは生まれ持った才能だと思っていましたが、　どうも違うということを
知りました。

あの、くまもんの　キャラクターを生み出した、　グッドデザインカンパニー　の　水野　学さん　が
そのように説いています。

「センスは　知識からはじまる　」　という著者です。

センスっていうと、　身近では衣類。　自分の着ている服のセンスがいいのか　という
ということですが、　センスには　いいも悪いもないわけですから、　そもそもな話に
なるんだろうと、思います。

そう、そのそもそもなんですが、　　水野さん、著書の中で
センスを語るには、　普通がどういうものかを知ること、理解することが大切だと言っています。
標準的、真ん中の存在はどのようなことなのか、そして　それがなぜ真ん中なのか、という背景を
学ぶべきだと言っています。
様々な知識を身につけることがセンスを磨くことができる。決して　生まれたばかりの
赤ちゃんは　見るもの聞くもの全てが初めてのことだらけ、　　知識が沢山　取得している
時期です。　この時に　センスがどんどん身について来ていますが、

大人になるにつれて、知識に対して新鮮という感受性が薄れてきて
やがて、知識というのが当たり前のような存在となっていき、関心も薄れてくる。

センスというのは、　そのものに対して深く関心を抱くこと、背景や周辺の歴史なども
調べてインプットすることでセンスが磨かれるそうです

つまり　センスというのが、直感や美的な感受性で磨かれるのではなく
知識を身につけることから　磨かれていくのです。

家づくりも　この家いいセンスしているよね、というのは、
なぜにここをこうして、こうなったのか　ということを言語化できる時が
いいセンスの家ということになるのです。