セカンドハウスや仮設住宅としても最適な「ムービングハウス」とは?|職人不足時代の新しい家づくり
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀
建築業界、 高齢化社会。
仕事、家を建てようと思っても 造り手がいない。 ということで
建築会社が倒産に追い込まれている。
なんともいえない 残念なこと。 仕事があっても、仕事が遂行できないという
時代になったんだと、自覚をしなくてはならい。
ということから これからの家づくりは変わっていく必要がある、
何十年とつくりつくり続けてきた、家という箱を考え直す時がきているだと思う。
一気には変えられないとしても、徐々に変わっていく、一部を取り入れる準備は必要だ。
目次
立派な木造建築・ムービングハウスを見ました
今回、ムービングハウスという 完成されて 箱? 家を見ました。
一見、コンテナハウスに見間違うですが、これ コンテナハウスではありません。
立派とした木造建築。 サイズは コンテナと同じ、規格を守っています。
それで持って木造だから 私は着目したんです。
DIY感覚でできる!ムービングハウス
このキットと言えばいいんしょうか。
工場で外壁、屋根、窓、そして床までをつくった箱を運んできて設置するだけ。
そう、つまり基礎と、設備配管、電気配管だけを行うだけでよい、
もちろん、内部に仕切りなどをしたい場合は、大工さん仕事も必要ですが、ちょっとした知識があれば DIYでできるはず。 (スケルトン空間で運ばれてきます)
この箱は約2.4mX6m、または 2.4mX12mの2種類を組み合わせることが可能。 2階建てにもできる。 3階もありだとか。
断熱性能もすごい!ムービングハウス
とにかく、基礎ができていれば、そこに クレーンで吊り上げ設置するだけ。
でもって私が感心したのは、 断熱性能。
トリプルサッシに100mmの厚みの断熱材がを入れていること。
まあまあの性能。モノコックだから気密も高そう、ゆえに24時間換気装置も完備しているんだから。
はっきり言って、運ばれてくるだけでもう 一軒家。
別の箱をドッキングさせて、そこに水周りを設置すれば、即生活も可能。
仮設住宅としても活躍したムービングハウス
そうそう、このムービングハウスは、仮設住宅として活躍をされたそうです。
発想は、その仮設住宅からきたとか。
粗悪な仮設(プレハブ)を解消できると生まれた知恵。
だから 移動も可能っていうこと。そして、快適ではなくてはならない。 決して仮設だからと言って粗悪ではならない、それは、なんなら定住者向けにも、というところから。
職人さんが不足している今、 こうした職人さんに頼らずに可能な住宅を作っていかないと・・。 いますぐでもなく準備はしておかなくてならいです。
セカンドハウスにも持ってこい!ムービングハウス
あ、ちなみにムービングハウスは、セカンドハウスにも持ってこいです。
また、この箱を組みあわせてホテル、寄宿舎なども実際にあるようです。
あと、土地を借りても、転勤に合わせて家ごと引っ越しも可能。 メリットは沢山あるなと思います。
ムービングハウスのデメリット
欠点、デメリットは、うーん、組み合わせしないとキャンピングカー並の広さ。
14m2 の約4.3畳 という狭さ。 あとは組み合わせです。
ムービングハウスの連絡先
このムービングハウスに住みたいっていう人は、 私まで連絡ください。ご紹介します。
ikehara@lhouse.co.jp
「ムービングハウス」って件名でね。 ガルバリウムのストライプの外壁が かっちょいーです