「ガボッチョ」 諏訪市 霧ヶ峰高原
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
「ガボッチョ 」
面白い名前が地図を見ると載っている、何?これ。 そうそ、これは霧ヶ峰高原のなかにある
山の名前です。 標高1681m 湿原の先にある小高い もっこりした山です。
以前から気になっていた ガボッチョ 行ってきました。 ここの山へ行くのは
調べたんですが、 池のくるみ(湿原)を抜けていくコースがあるんですが、 ガボッチョ山の
脇を通る道はあるんですが、山頂に登っていくコース(道)どこにも載っていません。
中央右手に見える もっこりした形をした山雅 ガボッチョ
そう、結局、途中から自由気ままに 山頂を目指すことになるんです
池のくるみ = 踊場湿原 への脇を走る道路の片隅に 5、6台車が止められる場所があるんですが
そこに車を止めて 湿原を登っていきます。
草原のすすきが伸びている様子は 秋 の季節を感じます。それにしても、ここの
湿原を訪れる人は少ないため、行手の道はすすきで覆われている箇所も多数。足元が見えないくらいの
熊笹に覆われている箇所もありと、 ワイルドっぽい道が続きます。一応、周遊コースとして整備はされていますが。
アップダウンの道を過ぎると、湿原周遊帰路方向と分かれる起点がり そこは ガボッチョ方向にへ進みます
草原の中を進むっていう なんだか、サバンナ(アフリカ)のよう印象です。
草原のススキや 周囲の木々、地形の起伏を眺めながら 平坦な道を進みます。
やがて ガボッチョ山が見えてくるんですが、 ここからが問題。 平坦な道が徐々に
道らしき、道が消えて行くんです。 そう、草、ススキに覆われて見えなくなってきます。見通しは良いので
進む方向に迷いはないのですが、 右手に広がる森林を進んでいくのか このまま直進かと 迷いました。
森林の中に入ると 見通しが悪くなると思い、そのまま直進です。
後で、調べると 森林を抜けて登っていく人が多いようでした。
行手には道があるんですが あまりに人が入らないため、踏み荒らされていないために
どこまでが道で、どこまでが草原なのか 見分けがつかない状態です。
途中の小川を越えると、 もう、全く道がわかりません。
こうなったら ただ 見えているガボッチョの方向を目指すだけです、しかし、この辺りから登りと
なります。 背丈ほど伸びるススキ、 そのススキを手でかき分けて 野生の感でススキの少ない部分を
選び掻き分けてさらに進みます。 上空から見ても ススキに覆われすぎて 歩いている存在はわからないんじゃない
思うほどの ススキの多さ。
ところどころ大きい岩、石がある場所を通過点とき決め、頂きを目指します。岩の上に乗り、次へ進む
ルートのあたりをつけます。
道なき道 直線的に登ればきつく、 蛇行すれば時間を要する ならば きつくても最短で頂上へ
急斜面を登って漸く、頂上に。頂上は期待通りのいい眺望です、
八ヶ岳、車山、霧ヶ峰高原 圧巻の景色。
あまり知られていない山 ガボッチョ。 道なき道を切り開いていく感覚、 まるで、少年時代の
探検ごっこの再現、
たったの 2時間ちょっとの往復コース。 また行きたいって思うほど、楽しかったです
お疲れさまでした