
エアコン設置で注意する点
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
今や 夏の暑さを考えれば 室内へはエアコン設置は欠かせない。
冬の寒さも 効率よく温められる暖房機器は エアコン。
新居には エアコンが必須のアイテムです。
そのエアコンを設置する場所に悩むはず、 エアコンは 外部に置かれる屋外機と冷媒管で
繋ぐ必要があります。よって、屋外機との兼ね合いも考慮する必要があるんです
プラン設計上、やむ得ず 屋外機と距離を離すケースがあります。
家の顔となる正面や玄関の真横に 屋外機を設置したくない、 とても醜い家になって
しまいます。 折角のかっこいい 家が台無しです。
以下のような問題が起きる可能性もあります。
1. 冷媒配管の長さによる影響:
- 冷暖房能力の低下: 冷媒は配管の中を循環して熱を運びますが、
配管が長くなると、その間に熱損失が生じやすくなります。
これにより、設定温度になるまでの時間が長くなったり、
設定温度に達しても能力が十分に発揮できず、涼しく(暖かく)感じにくくなることがあります。 - 消費電力の増加: 設定温度に近づけるために、
コンプレッサーがより長く運転する必要があるため、消費電力が増加する可能性があります。 - 配管内の圧力損失: 冷媒が長い配管を通る際に圧力損失が大きくなり、効率が悪くなることがあります。
- 施工不良のリスク増加: 長い配管を取り回す際に
、配管の曲げすぎや接続不良などが起こるリスクが高まります。
冷媒漏れの原因となり、エアコンの故障につながる可能性があります。
2. ドレン配管の長さによる影響 (特に暖房時):
- ドレン詰まりのリスク: 暖房運転時には、室内機で発生した結露水(ドレン水)を屋外へ排出する必要があります。ドレン配管が長すぎたり、勾配が不十分だったりすると、排水が滞り、ドレン詰まりの原因となることがあります。ドレン詰まりは、室内機からの水漏れにつながります。
今まで、経験上、このような問題が起きたことはありませんが こういったリスクも
あるということを知っておく必要があります。メーカーでは 冷媒管の距離の上限を
記載されています。
私たち 設計者は このような情報も把握して 設計を行う必要があります
「コロナ冷媒管の許容長さ サポートお問い合わせ HP 引用」