諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

  1. HOME
  2. 諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ
  3. 「安心して暮らせる家を作る!耐震性と安全性を重視した家づくりをしたいなら

「安心して暮らせる家を作る!耐震性と安全性を重視した家づくりをしたいなら

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

このようなテーマの記事は腐るほど沢山あります

どれも 構造や制振のことから安全性を主張しています。 全くその通りなのですから
いいんですが、 同じ内容ばかりを目にするので、違う観点で話をします

そもそも 住宅や建築物は なぜ倒壊すると思いますか。
そう、上に背が高いから。 重心が低ければ転倒する可能性がないのだから
なるべく住宅を低くすればいいんです。
ということは 平屋っていうことです、2階建より平屋の方が重心が低いからですね

ここで 科学的な根拠です
「揺れやすさ」の物理的なメカニズム

地震が発生した際の建物の揺れ方は、建物の高さや重さ、
そして地震の振動に対する「固有周期」というものに影響されます。

  • 2階建ての固有周期: 2階建ての建物は固有周期が長くなりがちで、
    地震の揺れの周期と重なると「共振」しやすい特徴があります。
    共振が起きると、揺れが増幅され、特に上層階で揺れが激しく感じられます。
    これが2階建ての建物で「上下に揺さぶられる感じ」や「大きく揺れる感覚」を生み出します。
  • 平屋の固有周期: 平屋は固有周期が短く、一般的には共振しにくいと言われています。
    地震の揺れの影響を受けにくく、揺れの幅も小さくなるため、
    建物全体が揺れるものの、その揺れが増幅されることは少ないです。
    これにより、平屋は比較的「揺れにくく感じる」構造になりますどうですか、私が言っていることは理にかなっていると思いませんか。

    そのほかあまり知られていませんが、 住宅自体の重量です。
    2階建と平屋 同じ面積であれば 全体の住宅の重量は同じですが、
    一点にかかる重さは 全く違います。 そう平屋であれば 重量が広く分散され
    2階建であれば 狭い範囲に荷重、負荷がかかります。
    こうしたことから 住宅を支える地盤の強弱への影響も変わるんです。

    決して 平屋が動きやすい 老後のことを考えてという動線だけがメリットでなく
    地震に備える メリットがあるんです。

    地震保険、 平屋 割引があってもいいんじゃないかな。

    3月に訪れた輪島市地震後の様子です

社長 池原純一のプロフィールへ
お客様の声
イベント情報

関連諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ