家づくりワンダフル令和2年10月号をお届け!
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
こんにちは、エルハウスの池原です
10月といえば「衣替え」、エルハウスでも半そでカッターシャツやポシャツから長袖に変わります。
withコロナの2020年も、あと1/4を残すのみとなりました。
「今年もあと3か月、1年あっというまだねー!」
こんな会話も聞こえてくる時期ですが、年をとるほど時間が早く経つように感じる。これを「ジャネーの法則」と呼ぶそうです。
この法則、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案、甥の心理学者・ピエール・ジャネが紹介した法則です。簡単に説明すると、ある時期における時間の心理的長さは、年齢に反比例するということのようです。
50歳の人にとっての1年の長さは人生の50分の1。
5歳の人にとっての1年の長さは人生の5分の1。
「今年1年」は、「自分の年齢分の1年」。年をとるほど、1年の比重が段々と小さくなっていくというわけです。
もう1つ、「1年の比重」以外に、大きな要因があるのですが、何だと思いますか?
それは、日々の充実感や新鮮さです。当たり前すぎて見落としてしまっている充実感が多いというのも、大人だからですね。
2020年、まだまだこれから、10月の終わりには「ハロウィン」や、12月はゼッタイ外せない「クリスマス」などなど、楽しい行事も控えています。
今年はハロウィンの仮装を楽しんでしまうというのはどうでしょう?
新鮮さと充実感、両方感じられること、そしてお子様と一緒に、家族で楽しめること請け合いです!
以上、池原でした。
【季節のおたより】眺めて楽しむ「秋の七草」
「春の七草」といえば1月7日、七草粥を食べて1年の無病息災を祈る習慣として根付いていますが、実は秋にも七草があることをご存じですか? その由来は、奈良時代の歌人、山上憶良が万葉集に寄せた2首の歌とされています。一つ目の歌は「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」。秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種ある、という意味です。そして二つ目の歌で「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」と、具体的に7種を紹介しているのです。その内容は、萩、すすきの別名である尾花、葛、撫子、女郎花(おみなえし)、そして藤袴。最後の朝貌(あさがお)とは、朝顔ではなく桔梗であるという説が有力。食べられる「春の七草」に対して「秋の七草」は眺めて楽しむものばかりです。
普段あまり目にしない植物もありますが、各々の頭文字を使った語呂合わせがあるのでぜひ覚えてみては? それは「おすきなふくは? 」というもの。「お」オミナエシ、「す」ススキ、「き」キキョウ、「な」ナデシコ、「ふ」フジバカマ、「く」クズ、「は」ハギというわけです。ぜひ生花店に行った際には思い出してみてくださいね。
【みえこばあちゃんの子育て質問コーナー】歌が上手になるには?
Q 娘の小学校で音楽界があり、その練習で歌が大好きになったようです。
もっと歌を上手にしてあげる方法はありますか?
A 歌が大好きな娘さんなんだね。ただ、大きな声で叫ぶような歌い方はしていないかい? 日本ではほとんどの幼稚園や小学校で、音楽的な話よりもまず「明るく、楽しく、元気よく」を重視して音楽指導が行われているでしょう。だからみんな歌うとき、つい大声を張り上げて、音程は二の次になってしまうんだよ。子ども達の歌を上手にしてあげるには、まずはシンプルに良い声、良い音を聞かせてあげることが大切だね。例えば、寝る前に子守唄を聞かせてあげたり、童謡を歌ってあげたり。ただ、ロックのように賑やかな曲や楽器の多い曲、あとラップというの? ああいう音程のない曲は、最初は子どもにとって負担になってしまうから避けておいて。伴奏なしのアカペラが一番よ。そして、次の段階で、親子で一緒に歌うこと。お母さんのやさしい声に合わせて歌うことで、子どもは自然にその歌い方が身に付くもの。お父さんだったら、少し高い声で、ささやくような歌い方を意識してね。親御さんとの音楽のコミュニケーションは、子どもにとても良い影響を与えるものよ。ぜひ毎日の生活に楽しく取り入れてあげてね。
【お台所のひと工夫】地球にやさしい「エコラップ」を作ろう
好みの色や柄で華やかに
ここ数年注目されるようになってきた「エコラップ」。「エコラップ」とは、布にミツバチが巣を作る際に分泌する蜜ろうを染み込ませて作る、布製のラップのこと。大事に扱えば1年ほどは洗って繰り返し使え、使い終わったら土に帰るので環境にやさしいと注目されています。好みのカラーや柄でアレンジできるから、華やかでかわいいのもうれしいポイント。用意する材料は、コットンなどの薄手の布と、蜜ろう、松やに、ココナッツオイルです。布は洗ってのりを落とし、アイロンをかけておきましょう。
ムラなく油脂を広げるのがコツ
作り方は、まず蜜ろうの塊を、スライサーなどを使って薄く削ります。次に180~200℃に温めたホットプレートに、布より大きめのクッキングペーパーを置いてから布を載せ、蜜ろう、松やに、ココナッツオイルを散りばめて、油脂がすべて溶けるのを待ちます。溶けたら保温にし、動物の毛を使ったはけで、布の中心から外に向かってムラなく染み込むよう油脂を広げていきます。広がったらピンセットで裏返し、表、裏、表と同じ作業を3回繰り返した後、ピンセットで布を持ち上げて油脂が冷えて固まれば完成。とても簡単なので、ぜひ一度作ってみられてはいかがでしょうか?
奥様お役立ちサイト「NUKUMORE」
https://nukumore.jp/
「NUKUMORE」は、ハンドメイドや手作り作品の作り方を丁寧に紹介しているサイトです。子どもでも挑戦しやすい簡単なものから、上級者向けまでたくさんのレシピが掲載されているので、作ってみたいアイテムがきっと見つかるはず。サイトは、作りたいアイテムのジャンルごとにページが分かれていて、子どもにうれしい折り紙や工作、ビーズ刺しゅうにミサンガ、さらに布小物、ニットまでバラエティー豊富。野菜や花の育て方を集めた「園芸」のページまであるんですよ。それぞれアイテムごとに、用意するものやサイズ、さらに作るときのポイントまでかなり詳細に書かれているので、初心者にも安心です。また、洋服のページでは、サイトを運営している「ブティック社」がこれまでに発刊してきた本の中から、人気作品の型紙を寄せ集め、そのまま使える型紙の通信販売も行われているので非常に便利。ソーイングが好きな方はもちろん、これから始めてみたい人もより手軽に手作りが楽しめそうです。「ハンドメイド作家のためのノウハウ」として、キュートなラッピング術なども公開されているので、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか。
【家族の幸せ知恵袋】料理に、掃除に!炭酸水マルチ活用術
のど越しさわやかで、健康や美容に意識の高い女性を中心に人気の高い炭酸水。
実は飲むだけではなく、お料理や掃除など、様々な場面で活用できるのをご存じですか?
ここでは、知って得するご家庭での便利な活用法をご紹介します。
お米はふっくら、煮物は味が染み込みやわらかに
まず、最近話題になっているのが、お米を炊くときに炭酸水を使う活用術です。これだけで、いつものお米がふっくらつやのあるご飯に早変わり。とっても意外ですが、その理由は、炭酸水の中に含まれる気泡が一粒一粒のお米を起こすことで、隅々までまんべんなく熱を通すことができるからなんだそう。また、煮物の際にも炭酸水はぴったり。肉、魚、根菜類など材料は問わず、やわらかくて味がよく染みた炊き上がりになります。
魚の下ごしらえや天ぷらの衣にも
さらに魚の下ごしらえの際にも、炭酸水の使用がおすすめ。水ではなく炭酸水を使って洗うことで、気になるぬめりや生臭さをきちんと落とすことができます。この時、最後に流水ですすぎ、しっかり洗い流しておくのがポイント。たったこれだけで、魚の味わいが一変してきっと驚かれるはず。一方、天ぷらやフリッターの際にも、粉を混ぜる水を炭酸水に変えるだけで、ふんわりサクサクの衣が出来上がります。この際、粉と水をあまり混ぜすぎないのが上手に仕上げるポイントです。
窓やフローリング、鏡も水拭きでスッキリ
ご存じの方もいるでしょうが、炭酸水はお掃除にも活躍します。例えば床や窓、フローリングなどは、水で拭くよりも炭酸水で拭いた方がすっきりきれいになります。気になるベタベタや水アカも取れるので、洗剤いらずでお子様やペットのいるご家庭にも安心です。また、冷蔵庫の中のお掃除など、食品に近い場所でのご使用にもぴったり。ピカピカになりますよ。他にも、鏡やメガネ、スマホ画面などの拭き掃除にも有効な炭酸水。これからはキッチンに1本、常備されておいてもいいかもしれません。
【初めての楽しいガーデニング】ベランダでサンチュを育てよう
涼しい時期に植えて適期に収穫を
焼肉を巻いて食べるイメージが強い野菜、サンチュ。サンチュは中国が原産とされるレタスの仲間で、葉っぱがしっかりしているので、おひたしにしてもおいしい野菜です。育てる時のポイントは、涼しい時期に植えて適期に収穫すること。収穫時期が遅れると、トウが立って味が落ちてしまいます。サンチュの苗の植え付けに適した時期は、秋植えなら、9月中旬〜10月中旬頃。鉢であれば10号に1~2株、60cmのプランターなら3~4株を目安に、株同士の間隔を20cmくらい空けて植えましょう。
下の葉から摘み取り長く楽しもう
植え方は、まず鉢底石を敷いたら、市販の野菜用培養土を容器の上から2~3cm下あたりまで入れます。続いて、スコップで苗よりも一回り大きな植え穴を掘って、苗の根に付いた土を崩さないようそっと植え付けます。水やりは、土が乾燥して葉っぱがしおれてきてからたっぷりと。肥料は植え付けた後2~3週間後と、1カ月後の2回。スプーン大さじ2杯くらいの化成肥料を株の間にばらまき、土と混ぜ合わせてから株元に寄せておきましょう。その後、茎が20~30cmほど伸びたら収穫の時期。下の葉っぱから摘み取っていくと、長い間収穫を楽しめますよ。
【お家のメンテナンス講座】毎日少しずつ。楽々トイレ掃除術
便器の汚れは見つけたら即お掃除
汚れやすいけど、面倒でつい後回しにしがちなトイレのお掃除。でも、毎日ちょっとずつでもお掃除しておけば、数日分まとめるよりも楽で、1回の負担が軽減されます。気が付いたときに、こまめにお掃除する習慣をつけましょう。まずおすすめなのが、トイレに行った時に便器に汚れがついたり、汚れを見つけたらすぐにブラシでお掃除をすること。汚れは時間が経てば経つほど落としにくくなってしまいます。またこの時、ブラシの届きにくい便器のフチ裏などに尿が残っていると、それが石化して尿石ができてしまうので、一緒にサッと磨いておきましょう。
目に付く場所はこまめにサッと拭きを
さらに便座、タンク、便器の外側、床、壁など目に付く場所も、フローリングワイパーなどを使ってサッと拭いておくだけで、汚れの溜まり具合がまったく違います。ゆっくりお掃除できる週末などに、目に付きにくい場所を中心にお掃除するといいでしょう。もしも尿石ができていたら、酸性洗剤を使うのがおすすめ。それでも落ちなければ、尿石のある場所にトイレットペーパーを何枚か重ねて覆い、その上から酸性洗剤をかけて2~3分放置。その後にペーパーをよけてこすれば、すっきり落とせます。
【ちょっと得するエコな節約術】タオルでくるむ「保温調理」でガス代節約♪
鍋の周りをタオルでぐるぐるくるむだけ!
温かい汁ものが恋しくなるこれからの季節。でも長時間煮込むとなると、ガス代が気になりますよね。そんなときにおすすめなのが、タオルでくるむだけの、簡単保温調理です。例えば豚汁は、だしと調味料、材料を全部鍋に入れて5分ほど沸騰させたら、火から下ろして厚手のタオルで鍋の周りをぐるぐるタオルでくるむだけ。たったこれだけで約20分後、アクも出ず、しっかり火が通ったおいしい豚汁が完成するのです。ちなみに鍋は、蓋に穴のない、厚手の両手鍋が密封しやすいのでおすすめ。鍋敷きの上に載せておくことで、より熱を逃しにくく火が通りやすくなります。
だしをしっかりとる際は、前晩からだし素材を
煮込み料理には、ほぼこの方法で応用できますが、温度や具材の大きさなどによっても出来上がりが異なりますので、保温調理後に確認の上、微調整を。また、カレーを作る際は、固形のルーを小さく砕いて入れておき、沸騰後、3~4分経ったらよくかき混ぜて。その後蓋をして、超弱火で再加熱した後に保温調理をしましょう。おでんや肉じゃがなど、だしをじっくりとりたいときは、前の晩に鍋に水を入れ、だし素材を入れておくだけでOKです。ぜひご家庭のレシピに応用してみてはいかがでしょうか。
【子育てパパのお悩み相談】キャスターボードの練習方法
Q 小学2年生の息子にキャスターボードを購入しましたが、自分が乗ったことがないので教え方が分かりません。スムーズに上達する教え方はありますか?
A 近所の公園でも、キャスターボードの練習をしている子達をよく見かけます。うちの子も以前練習しましたが、乗り方の基本は、まず板の真ん中辺りに乗ることです。そして、両手で手すりにつかまりながら滑る練習をしましょう。すると、だんだんバランスの取り方が分かってきます。滑る向きは、右利きは左、左利きは右向きが滑りやすいといわれていますが、あくまで目安。乗りやすいほうで構いません。手すり練習に慣れたら、進行方向側の前の手を放して滑ってみてください。後ろの手は手すりを持ったり、押したり離したりします。この手を放す距離を増やすことで、バランスを取り、滑る感覚がつかめるようになります。体重は6対4くらいで、後ろ足に少し多めに乗せることを意識するといいですよ。こうして上手にバランスを取れるようになったら、こぐ練習を。まずは、駆け足の時のように両手を交互に振って進みましょう。それができたら、腰を振ってこぐ練習。最後に、両足を使ってこぐ練習をしましょう。この順番で続ければ、だんだん乗れるようになりますよ。安全に気を付けながら、やさしく見守ってあげてくださいね。
ことばのチカラ
たとえ明日、世界が滅亡しようとも
今日私はリンゴの木を植える。
ドイツの宗教改革者、ルターの言葉です。
どんなに困難な状況にあったとしても
一歩一歩歩みを進めることが
希望の明日につながる。
今、そんな時代を私たちは生きているのではないでしょうか。
【料理大好き! 藤森の超簡単お料理レシピ】キノコたっぷり!塩麴の炊き込みご飯
旬のキノコをたくさん使った炊き込みごはんは、秋の食卓にぴったり。
ちくわや油揚げも使うと、さらに食べごたえのある一品になりますよ。
材料 2人分
・米 2合
・水 2合分
・酒 大さじ1
・塩 小さじ1
・まいたけ 1パック
・ちくわ 1/2本
・しめじ 1/4パック
・ニンジン 1/4本
・ゴボウ 30g
・油揚げ 1/2枚
・しょうゆ 大さじ1/2
・塩麹 大さじ1
① 米は洗って十分に吸水し、水気を切っておきます。
② まいたけ、しめじは小分けにします。
③ ちくわは縦半分に切ってから斜め薄切りにします。
④ ニンジンは千切り、ゴボウはささがきにします。
⑤ 油揚げは短冊切りにします。
⑥ ボールに具材をすべて入れ、しょうゆ、塩麹を混ぜます。
⑦ 炊飯器に2合分の米と水、酒、塩を入れます。
⑧ 米の上に⑥を加えて炊き、蒸らして完成です。
一口メモ
シンプルな味わいの炊き込みごはんをおいしく作るには、下ごしらえが大切。米は炊く30分前くらいには洗って、ざるに上げておきましょう。炊き上がった時、お米に芯ができたり、べとついてしまうのを防ぎます。また、材料はしょうゆ、塩麹をなじませてから、炊飯器に入れてください。味の染み込みが良くなり、味むらが出にくくなります。
ワンダフルカレンダー
編集後記
秋は食欲が増えて、ついつい食べすぎてしまうのが悩み。そこでYouTube動画を見ながらエクササイズを実践中です。ボクササイズやバレエ、ヨガなど、いろんなジャンルのプロが多彩なプログラムを紹介してくれているので、毎日飽きずに続けられています。でも体を動かすとお腹が空いて、ついまた食べ過ぎてしまうのですが……。(藤森)