「もちろん苦手な人も中にはいますよ。でも、面白がる目でみると、その嫌なところが面白くなるんです。」――タモリさん
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
テレビの申し子的存在
サングラスにオールバックの髪型というスタイルを貫き、何十年もテレビで活躍を続けているタモリさん。芸能人やタレントからも“タモさん”と親しまれています。
「笑っていいとも!」「ミュージックステーション」などいくつもの長寿番組を務めていますが、1980年代に「お笑いスター誕生!」という番組で審査員を務め、他の審査員の低評価をよそに、「とんねるず」の才能を見抜いた鋭い眼力も持っています。
響く“タモリ節”
本人曰く、幼少期から大人びており、難しい言葉を使いこなしていたとのこと。そんなタモリさんが発する言葉には親しみやすさと同時に重みがあります。
人間は一人では生きていけない生き物です。職場や学校、家族、親戚、ご近所付き合いなど、大小関わらずコミュニティに所属しています。
気の合う人もいれば合わない人もいますが、そんなときでも、「嫌い」「関わりたくない」と一方的に避けたり、断ち切るのではなく、視点を変えて相手を見ようよ、とタモリさんは諭しているのです。
嫌なところもひとつの“味”
相手も同じ人間。長所も短所もあります。気にさわるところがあっても、それを「味があるな」と思えたら、こちらのものです。
そもそも、自分の言動やふるまいが相手の気に入らない言動やふるまいの原因になっているのかもしれません。まずは、自分が変わってみる。そうすれば周りも変わりはじめるのです。
おそらく早いうちからそういうことに気づき、それを実践してきたことで、タモリさんは今のように愛される存在になれたのではないでしょうか。
充実した人生、毎日が楽しくなるように、人を見るフィルターを常に新しく保ちたいですね。