うまくいってる時は、周りに人がたくさん集まる。だが、一番大切なのは”どん底のとき、誰がそばにいてくれたか”や。 ――野村克也
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お茶目で人気のご意見番
「ノムさん」の愛称で親しまれ、知らない人はいないのではないかと思うほどプロ野球界を盛り上げてくれた人です。そんな彼は、たくさんの深いメッセージを残してくれました。
決して順風満帆ではなかった選手人生を経て、いくつものチームで監督も務め、チームの誰からも信頼された野村さん。「なによりも自分は働く人間」と宣言した通り、命尽きるまで第一線で野球界を引っ張り続ける姿勢が印象的でした。
野村さんの在り方
そんな野村さんの隣にいつもいたのが沙知代夫人。仲睦まじく寄り添い、お似合いで微笑ましい夫婦でしたが、夫人の脱税事件があり、阪神の監督を辞任せざるを得なくなり、たくさんの人が野村さんのもとを離れていきました。しかしシダックス会長の志太勤氏が手を差し伸べ、社会人野球に復帰。常日頃から誰かに愛情を注ぎ続けた野村さんだからこその復帰でした。
とかく人は、順風満帆の人のそばに群れたがるものですが、真の幸せや喜びを得るためには、自分が大切に思う人への心配りが、必ず自分に返ってくるということを忘れるべきではないでしょう。身近な人への態度や言葉こそが自分のためにもなる。張本勲さんではありませんが、「喝!」が聞こえてきそうですね。