つらい症状を和らげる、住まいの花粉症対策
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
新年度もスタートし、初々しい新入社員たちの姿が、ほほえましくも、まぶしく感じられるこの頃です。
花粉症の季節、あちこちでくしゃみが聞こえたり、目を赤くして鼻をすする人を目にしたりしますね。せめて家の中だけでも快適に過ごしたいものです。実はちょっとした住まいの工夫で花粉症を軽減できるので、ご紹介します。
まずは家の中に花粉を持ち込まない!
家の中なのに花粉症に悩まされるのは、室内に花粉が持ち込まれているからです。
よく玄関先でコートをはたいている人がいますが、花粉がコートの繊維の奥深くに入り込んでしまったり、室内に飛散してしまう恐れがあるので、あれは逆効果です。そんなときは衣類にも使える粘着シートを使うのがおすすめ。
換気にも気をつけましょう。花粉が多い昼から夕方の換気は避け、朝か夜に窓を開ければ、花粉の侵入を最小限に抑えられます。網戸をしたまま換気すれば、少しでも花粉の侵入を防ぐことができますよ。
入ってしまった花粉を飛散させない!
どれだけ対策しても花粉を完全にシャットアウトすることは難しいもの。そこで今度は、侵入してしまった花粉の対策です。侵入した花粉の飛散を抑えられれば、症状の悪化を防げるでしょう。
実は花粉は湿度が高いと飛散しにくく、低いと飛散しやすくなります。そこで加湿器でなるべく湿度を高く保ち、花粉が飛散しにくい環境に整えるのが有効です。
新築時に、部屋の湿度をほどよく保つ効果がある外壁材を選んでおくと、こんなときに役に立ってくれます。そうした外壁材は、花粉が通らないほど小さな孔から空気の吸排出を行っています。この特殊な機能が室内の湿度の低下を防ぐため、ほどよい湿度を保ってくれるのです。カビ対策にもおすすめです。
最後に花粉を一網打尽!
最後の対策は、意外に知られていない「カーペットの水洗い」です。
花粉は飛散した後、床に落ちるのですが、掃除機ではなかなか吸い取れません。花粉症の症状がおさまらないときは、カーペットに花粉が付着していることが原因になっているかもしれません。そんなときはカーペットを水洗いすれば、花粉を一網打尽にできます。
このように家の中の花粉は、侵入させない、飛散させない、一網打尽にする、という3ステップの対策で花粉症を軽減させましょう。