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意外な場所から発生する「家の中の湿気」

こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。

道行く人々の装いにも夏らしさが感じられるようになりました。やわらかな初夏の日差しが心地よい季節ですが、日に日に湿度が高くなり、梅雨の時期ももう目の前。そこで今回は、湿気の発生原因と対策をご紹介します。
湿度が上昇するとカビなどが発生し、建物だけでなく、咳や体調不良など人体にも影響を与えるため深刻な問題になります。

高気密住宅は湿気も逃がしにくい

最近の住宅は、気密性を高めることで外からの湿気を極力抑え、空調により湿度が上がりすぎないよう保つ工夫がされています。
ところが、気密性を高めるグラスウールなどの断熱材には、逆に室内の湿気を外に逃がしにくくしてしまうというデメリットがあります。

このため、気づかないうちに室内で湿気が発生していることもあるので注意が必要です。気密性が高い住宅のはずなのに、いくら湿度を取り除いても、エアコンを切るとすぐに湿度が上がってしまうという場合には、次に紹介するような室内の原因があるかもしれない、と考えてみましょう。

湿気の発生原因と対策

①お風呂 これは当然ですね。防災のためにも常に水を溜めておくのが良いとされていますので、使わないときは室内へ通じる扉を閉め、外に湿気を逃がすよう窓を開けて換気しましょう。

②洗濯物 室内干しが多いとどうしても湿度が上がります。エアコンの送風と換気をうまく使って湿度を保ちましょう。

③観葉植物 観葉植物は水を切らさないようにするために室内の湿度が高くなりがちです。梅雨の時期だけでもベランダに出しておきましょう。

④人 人体の約60%は水分。多人数が集まると熱気だけでなく、呼吸や汗からも湿気を出します。キッチンの換気で空気の流れを作っておくと良いですね。

⑤ペットの水槽 これは意外と知られていない湿気の原因です。観賞用の熱帯魚や爬虫類などの水槽があると高温多湿になる可能性が高くなります。湿度計で確認しながら換気などを忘れないようにしてください。

なるべく湿度計を用意

湿気は外気からだけではなく、室内環境で発生します。エアコンの湿度計は誤差が大きいものがありますので、誤差3%程度の湿度計を別途用意して、快適な環境づくりに役立てましょう。

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