子どもがヤケド! 正しい処置や対策は?
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
<相談>
子どもが淹れたてのコーヒーカップで手をヤケド。すぐに冷やしたので赤くなっただけで済みましたが、痕が残るのではないかと心配です。分かりやすい処置を教えてください!(ぽぽ・29歳)
不注意が原因だから、あらかじめ対策できる
夏は花火やバーベキューなど火を使う機会も多いですね。子どものヤケドは不注意が原因であることがほとんどですから、きちんと対策しておくことで防げます。
例えば、花火をするときには水をくんだバケツを用意して、大人が見えるところで一緒にすること、アイロンは使用後に必ずカバーをし、手の届かないところで冷ますことなど。炊飯器から出る蒸気もヤケドの原因になりますので、日ごろから近づかないように注意してあげてください。
服の上からヤケドしてしまったら
それでもヤケドしてしまったときは、冷水で患部を洗い流しながら20分前後冷やします。服の上からヤケドしたときは、無理に脱がせると皮膚がはがれてしまう恐れがあります。そういうときは、服の上から冷やしてください。広範囲にわたるようなときは、体が冷えすぎないように。
水ぶくれができてしまったときは潰さず、皮膚科や形成外科などの医療機関を受診します。水ぶくれができず、皮膚が真っ白または黒く焦げついたようなヤケドは、あまり痛みを感じませんが、程度がひどい可能性があります。応急処置をしたら、すぐに医療機関を受診してください。
処置が正しくても、痕が残ってしまうことはありますから、普段からヤケドをしないように対策をしておくことが大切です。