
住宅は鉄骨造と木造どちらの方が良い?
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
地震や火災のことを考えると鉄骨造のほうがいいと思ってしまいがちです。でも、実は新築住宅は今でも木造のほうが多いのです。その理由は?
一戸建ては今でも木造が大半
日本は世界でも稀な地震国です。住まいを建てるならそのことを必ず考慮しなければなりません。一般的に鉄骨は地震に強く、木造は火災に弱いというイメージがなんとなく定着しています。耐火性能や耐震性能が注目されるので、鉄骨造が増えているように思ってしまいますが、マンションなどでは7割が鉄筋コンクリート造であるものの、一戸建てなどの一般住宅の主流は実は今でも木造です。
その理由は、木造住宅は費用が安く、断熱性や吸湿性に優れているためです。「木造住宅は火災や震災に弱いのでは?」と気にするお施主様も多いので、今回は木造住宅の耐火性能と耐震性能についてお話ししましょう。
鉄と木はどちらが丈夫?
鉄は火に強く、木は火に弱い。多くの人がそう思い込んでいますが、実はそうとも言いきれません。木造住宅が火災に見舞われても、適切な木材を用いていれば、表面が炭化するだけで内部までは燃焼しません。しかし、鉄は燃えなくても、熱で曲がってしまうことがあるのです。
地震に対しても、木より鉄やコンクリートのほうが丈夫と思いがちですが、実際には地震の振動は建物の重さに比例するため、軽い木造は地震の揺れが少なく、耐震性を高めやすいという利点があります。鉄骨造の住宅は重く、それによる大きな揺れに耐える構造を確保するため、免震や制振などの工法が必要になります。つまり鉄骨造と木造を単純に比較してもあまり意味はないのです。
重要なのはプロの目利き
鉄骨造では、それぞれの性能を高めるために膨大な費用がかかってしまいますが、木造でも適切な木材を選ぶことで耐火性能や耐震性能を高めることができます。木材の性質を熟知しているプロの工務店や職人に依頼することがそれだけ重要になってくるわけです。
木造住宅に用いられる木材は、主に柱や梁、土台などの心材にはヒノキ、浴室やベランダなどには腐食に強いヒバ、建具には加工が容易で木目が美しいスギ、構造材には水湿に強いアカマツ、土台や家具にも用いられる害虫に強いクリなどがあります。プロの工務店に任せれば、卓越した職人の目利きで最良の木材を選んでくれます。
予算に合わせて意見を求められることがあるかもしれませんので、お施主様も木材の特徴をある程度知っておけば円滑に話を進められるでしょう。