人間も地球も持続していくための目標「SDGs」
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
SDGsってなあに?
最近よく耳にする言葉のひとつに 「SDGs」というものがあります。「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された「持続可能な開発目標」のことを言います。政府だけではなく、オンライン上で参加した1,000万人以上の声も含めて、世界中の人々がこの目標に合意しました。「Leave No One Behind(誰一人取り残さない)」という掛け声のもと、2030年までに世界共通の17の目標に沿って、地球とこの星に住む人々を守っていくことを目指しています。
17の目標には、飢餓の根絶や医療現場の整備、教育機会の確保など発展途上の国に対するもの、エネルギーや食品ロスの問題など先進国の在り方を示すもの、気候変動や自然保護など地球規模の対策が必要なものなどが見られます。
日本でも徐々に芽生えはじめた意識
しかし、2015年以降、言葉としてはよく聞くようになったものの、日本では認知度がまだ低いかもしれません。蛇口をひねれば飲める水が出てくるし、公衆トイレでさえ比較的きれいで安全。食べたいものがお金を払えば簡単に手に入る。不自由を感じることが少ない日本に住む人々にとっては、まだ遠い世界の話のように感じるのかもしれません。
そんな日本でも、例えば「食品ロス」の問題はよく聞くようになりました。1人当たりに換算すると、毎日おにぎり1つ分を捨てていることになるそうです。世界には飢餓に苦しむ人々が後を絶ちませんが、一方で食べられるものが無駄になっていく現状があるわけです。また、海に生きる生物を脅かすマイクロプラスチックの問題が取り上げられることも増えてきましたね。言うまでもなく、私たち人間が存続するためにも海洋資源を守る必要があるのです。
SDGsは、この地球に住むすべての人が意識することを期待されています。一人ひとりの力は小さくても、それが国全体、アジア全体、地球全体となれば、大きな力になるはずです。