留守番が冒険に変わるとき ホーム・アローン(’90・アメリカ)
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
家族と過ごす楽しいはずの休暇が冒険になる。それも、自分が願っていたことが現実となって。予想もしないような訪問客や出来事に、ちょっぴり成長するハートフルコメディです。
一人残された邸宅で
ケビン(マコーレー・カルキン)は、シカゴに住む裕福なマカリスタ家の末っ子。クリスマス休暇に家族でパリ旅行に行く前日、兄との喧嘩で叱られたケビンは、1人屋根裏で寝ることに。いつも自分だけが叱られる気がして面白くないケビンは、「家族なんていなくなればいい」と神様にお願いしてふて寝すると、翌朝、家の中は静まり返っていました。願いが叶ったと喜ぶケビン(実は寝坊して慌てた家族において行かれたのです)。
ところが、このクリスマス休暇で留守にする家を狙った泥棒2人組がマカリスタ邸に目をつけていました。それを知ったケビンは、なんとかしてこの家を守ろうと考えますが……。
やりたい放題の留守番
朝起きて両親や兄弟の姿が消えていたら、普通の子なら不安になるはず。しかし大家族の末っ子のケビンはちっともこたえず、いつもは禁止されている刺激の強いビデオを見たり、体に悪そうなデザートをたらふく食べたり、兄の部屋に入ってくつろいだり自由気ままに過ごします。
しかし留守番しているのは子ども一人だと泥棒たちに見抜かれ、迫ってくる泥棒たちを、幼いながらも頭を使ってあれよあれよと打ち負かしていきます。いつも通りに家族とともに過ごしていたら、ただの問題児だったはずのケビンですが、彼なりに大切な家を守るという任務を見事にやり遂げて、たくましくなりました。
クリスマスシーズンになると自然と手を伸ばしたくなる、家族で観たい作品です。
ホーム・アローン
1990 年アメリカ
原題:Home Alone
監督:クリス・コロンバス
主演:マコーレー・カルキン