
子どもが嘘をつくように…… その原因は「大人も嘘をつくから」?
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
<相談>
最近、子どもが嘘をつくようになりました。「絵本破ったのはぼくじゃない」「はみがき終わったよ」などすぐにバレるようなものばかりですが、このまま嘘ばかりつくようになるんじゃないかと心配です。(6歳男の子ママ・30 歳)
大人も嘘をついている
この年齢の子どもは、親が何気なくついた「嘘」に影響されることもあります。なかなか布団に入らない子に「オバケが来るから早く寝ようね」と言ったり、おねだりされて「お菓子はもう売り切れだって」などとその場しのぎの「嘘」をついたりしていませんか?
親としてはしつけの延長で口にしているつもりですが、それでも嘘は嘘。特に幼い子どもは良い悪いの判断が難しいので、「お父さんとお母さんは嘘を言っている」ととらえます。まずはここから変えていきましょう。自分の発言に責任を持ち、正直に向き合うよう心がけてください。
どうして嘘をついたのか
まず、なぜ嘘をついたのか理由を聞きましょう。思いがけない本音が飛び出すこともあります。ただし問いつめてしまうと、罪悪感でいっぱいになってしまうので、あくまで聞き手の姿勢を忘れないで。それから、嘘をつくと悲しい思いをする人がいること、人を傷つけたり、信じてもらえなくなったりすること、そして正直であることのメリットを丁寧に教えてあげましょう。
嘘をつく理由は、プライドや不安、怒られたくない、心配をかけたくないなど様々ですが、どれも成長の証です。やみくもに叱ることはせず、子どもが安心できる環境を作ってあげてください。