意外と知らないお米の研ぎ方のキホン
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
毎日食べるお米、なぜ洗うのかご存知ですか? ほこりを取り除くということもありますが、精米した米ぬかを洗い落とすためです。ただし、洗いすぎてしまうとうま味や栄養まで落ちてしまいます。ふっくら良い香りのご飯を楽しむため、意外と知られていない、上手なお米の研ぎ方をおさらいしましょう。
研ぐ前にもコツがある!
計量したお米に水を加えたら、軽くほこりを落とす程度にぐるっとかき混ぜ、すぐに捨てます。これは水分と一緒に汚れを吸ってしまうのを防ぐため。研ぐ前のお米は吸水性が高いといわれていますので、ミネラルウォーターなどのおいしい水を使うと味が格段に良くなりますよ。
研ぎすぎには注意
しっかり水を切ったら、いよいよ研いでいきます。手で20回ほど優しくかき混ぜたら水を入れ、研ぎ汁を捨てます。そして10回ほど同様にかき混ぜ、再度研ぎ汁を捨てます。すすいだ後の水が薄く濁っているぐらいの状態がベストです。昔に比べて精米技術が進んでいますので、今はあまり研ぐ必要はないとされています。やさしく洗い流す感じだと覚えておいてください。
浄水を分量まで入れたら終わりです。ただしすぐに炊きはじめるのではなく、炊飯器にセットして1時間ほど浸水させます。
炊けたらしっかりほぐす!
炊きあがったら、ほぐすように混ぜましょう。炊飯直後のお米は、上部と下部でかたさの差ができたり、お米表面の水分がくっつき、かたまってしまうからです。お米の粒をつぶさないよう、切るように底から優しくほぐしてあげると、全体のムラなく、ほどよいふっくら加減に仕上がります。
日本人ならしっかり覚えておこう
1年近く経過してしまったお米は、比較的しっかり研ぐことでぬかの臭いや汚れをとり、おいしさを復活させることができます。お米を毎日食べる日本人として、正しい研ぎ方をマスターしておきたいですね!