家づくりワンダフル|2019年6月号
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
エコ住宅もう、1年経ちました。
梅雨の合間、本日の我が家、信州原村の「くらすの家」は晴天です。日差しは強く、八ヶ岳も久しぶりにクッキリ見る事ができます。
さて、早いものでエルハウスの新シリーズ、エコ住宅が発表されて1年が経ちました。高気密、高断熱で自然の風と太陽光を活かし、間取りも工夫して光熱費を削減します。年間約11万円、30年で330万円削減できます。(モデルハウスの間取りで計算) と書くと「え~平さん、それでは普通の省エネルギー住宅ではないですか?」と言われそうですが、私が建てたい家、エコ住宅は、光熱費を抑え家計を守るとともに、皆さんの健康(命) も守ってくれる家です。
みなさんは【ヒートショック】という言葉を聞いたことはありますか?急激な温度変化により、血圧が大きく変動することをいいます、心臓や血管に負担が掛かり、失神や心筋梗塞等を引き起こす原因となります。そして、最悪の場合は死に至るといったケースもあります。特に高齢者にはこの温度差によるストレスが大きく影響します。
エルハウスの提案するエコ住宅はこの家の中の温度差をなくした安全な住宅です。ここで、エルハウスで建てたエコ住宅で実際に測定した温度データをお見せしたいと思います。なお、エアコンはリビングの1台のみの稼働です。
トイレや、脱衣室で亡くなってしまう様な温度差がありません。外気温が氷点下を下回る日も多々ありましたが、リビング隣りの洗面脱衣室はもちろん、2階の主寝室も15℃以上を維持しています。寝室に向かう間に寒くて目が覚めてしまう、なんてこともありません。
お家づくりに役立つ情報が盛り沢山。エコ住宅の開発者でもある副社長池原のブログは必見です。↓
それでは平でした。
季節のおたより
毎日ぐっすり 梅雨シーズンの睡眠学
睡眠の質が下がりやすくなる梅雨シーズン。疲れやだるさから解放されるには、寝室の”湿度”がカギとなります。
人は眠りにつく時、体温を下げるために、汗をかいたりしてからだから熱を放出しようとします。ですが、湿度の高い梅雨の時期は汗がなかなか乾かないため、不快感とともに体温調整がうまくいかず、寝つきが悪くなる傾向があるそうです。体温調整をスムーズにし、汗によるベタベタ感を抑えるには、寝室の湿度を50%より低くするのが効果的。エアコンの除湿機能を使って、お部屋の湿度をコントロールしてください。
また、マットレスや掛けふとんといった寝具の湿度にも注目。雨でふとんが外に干せなくなると、ふとんに湿気がたまり、不快感の原因となります。この時期は、布団クリーナーを使って週に1回お掃除するのが良いですよ。忙しいときは、枕元を重点的にお掃除するだけでも大丈夫。
湿度をコントロールして、ぐっすり眠れる環境をつくっていきましょう。
みえこばあちゃんの子育て質問コーナー
子どもの歯みがき嫌いを直すには?
Qうちの子は歯みがきが大嫌い。少しでも好きになってもらうにはどうしたら良いですか?
A歯も大切なからだの一部。虫歯にならないように、毎日しっかり磨いてほしいよね。
一番大切なことは「歯みがきは楽しい!」と感じてもらうこと。今は歯みがき=怖いというイメージになっているのかも。磨く時間になったら、好きな音楽をかけて、楽しい雰囲気を作ってあげて。歯ブラシやコップを好きなキャラクターのものにしたり、歯みがき粉を2~3種類用意して、好きな味を選んでもらうのもおすすめよ。
そうそう、子どもの歯ブラシは、年齢に合ったものを使うこと。口の大きさに合っていなかったり、毛が硬かったりすると、みがく時に痛みを感じてしまって、嫌がる理由になってしまうの。選ぶ時にしっかりチェックしてあげてね。
日頃から歯みがきをテーマにした絵本に触れるのもグッド。虫歯になってしまう理由が分かったりすると、自分の歯が気になって、すすんでみがくようになるよ。
歯が健康なことは、いくつになっても素晴らしいもの。ずっと続くように、今から少しずつ頑張ってみて。
お台所のひと工夫
家族を守る食中毒対策
◊お肉や魚は二重にしたビニール袋に入れて持ち帰る
これから暑くなってくると気になるのが食中毒。予防のためには、原因となる細菌やウイルスを「付けない・増やさない・やっつける」の三つを実践することが大切です。生のお肉や魚は、ドリップと呼ばれる赤い液体が他の食品に付かないように気を付けてください。野菜などに付着すると、そこから細菌が繁殖してしまいます。持ち帰るときは、二重にしたビニール袋に入れてから、バッグに詰めるようにしましょう。暑さが厳しい日やお家に着くまで時間がかかるときは、ドライアイスや氷なども活用してくださいね。
◊十分な加熱で細菌・ウイルスをやっつける
調理は、よく手を洗ってから行うこと。また、食材はしっかりと加熱することを意識してください。特に気を付けたいのがハンバーグ。表面はこんがり焼けていても、中に火が通っていないということがよくあります。ハンバーグは、たねの真ん中を指でへこませておくと、焼きムラが出にくくなりますよ。焦げ目が付いたらひっくり返し、ふたをして蒸し焼きにしてください。竹ぐしを刺した時に、肉汁が透明であれば大丈夫。レシピを見ながら調理するときは、表示されている加熱時間をしっかり守るようにしましょう。
奥様お役立ちサイト
「MOTTAINAI」
6月は環境月間。地球環境に負担をかけないライフスタイルは、豊かな心や生き方にもつながりますよね。今回ご紹介するサイト「MOTTAINAI」では、エコを意識しつつ、毎日の暮らしに役立つアイデアを発信しています。くわしい内容は「読みもの」ページにある『MOTTAINAIレシピ』をチェック。料理研究家である島本美由紀さんが、野菜をおいしく保存して、最後まで使い切る方法を伝授してくれます。
例えば、サラダやお弁当に欠かせないミニトマト。密閉容器で、かぶるくらいの水に浸しながら冷蔵保存すると、表面がしなしなにならず、みずみずしさをキープできるそう。粉チーズをかけて焼けば、おしゃれな一品に、あさりと一緒に酒蒸しにすれば、おつまみにぴったりの一品に変身します。大根やニンジンなどの定番の野菜を始め、これから旬を迎えるゴーヤーについての記事もありますよ。『MOTTAINAIレシピ』では、食品ロスを防ぐための冷蔵庫収納術や、ゆで卵の省エネな茹で方なども学べます。
今月は「MOTTAINAI」を読んで、エコな生活を実践してみませんか?
家族の幸せ知恵袋
お部屋のダニ・カビの発生を抑えよう
湿気が多いと気になってくるダニ・カビ。ポイントを抑えたお掃除方法やお手入れで快適なお部屋をつくりましょう。
◊畳は目に沿って掃除機をかける
ダニが繁殖しにくい場所といわれているフローリングですが、ホコリやゴミが溜まっているとそこから増えることがあります。掃除機をかけるときは、四隅までしっかりと行ってくださいね。表面がデコボコしている畳は、ダニのエサとなる人のフケや垢が隙間に入り込みやすいため、ダニが繁殖しやすくなっています。掃除機は畳の目に沿って、ていねいにかけてください。湿気もこもりやすいので、掃除後は畳の下に除湿剤を巻くと良いですよ。カーペットは湿気がこもるため、この時期は敷かないのがベターです。
◊ぬいぐるみは定期的に洗濯を
ダニ対策で見落としがちなのが、ぬいぐるみ。食べかすや手の皮脂などが付きやすいため、定期的なお手入れが必要です。まずは黒いビニール袋に入れて天日干しします。日差しの強い時間帯に行うと効果的ですよ。袋から取り出したぬいぐるみは、表面を軽く叩いておきましょう。次はぬるま湯+おしゃれ着用の洗剤で、やさしく手洗い。泡を流したら、タオルにくるんで水気を取ります。洗濯機での脱水は1分以内で。乾燥させるときは、ぬいぐるみ用のネットを使うと、生地の伸びや型崩れを防ぎながら干せますよ。
◊靴は1日休ませてからしまうこと
雨で濡れた傘や靴がたくさん並ぶ玄関は、湿気がこもりがち。傘は人がいないところで開閉して、しずくを落とすようにしてください。靴をシューズクロークにしまうときは、1日休ませてから入れましょう。すぐにしまうと、靴が吸収した汗が発散されず、ニオイの元にもなります。乾燥させたら除菌のスプレーをかけておくと、より安心ですよ。スリッパにもシュッと吹きかけてください。玄関マットも湿気がたまりやすく、菌が繁殖しがち。こまめな洗濯で清潔にしておきましょう。
お客様のお宅訪問 新築おウチ自慢!
『大島様のお宅にうかがいました』
深呼吸が気持ち良い。空気のきれいな自然素材の家。
当初は中古住宅を検討されていたとおっしゃる大島様ご夫妻。新築へと考えが変わったのは、調湿と脱臭に優れている自然素材の「シラス壁材」と出会ったから。「子どものアレルギー体質のことですごく悩んでいました。家の中をきれいな空気で満たしてあげたいと考えていたところ、エルハウスの池原さんがシラス壁を紹介してくれたんです。わざわざ私たちのために本を読んで勉強してくださったようで、ありがたく思いました。中古をやめて新築にすることにしたのは、池原さんの人柄も大きいですね」とご主人。
ただシラス壁は高価なため、当初のご予算を超えてしまいました。そこで資金計画も含めて、いろいろと勉強されたようです。例えば、難しい不動産登記をご自身で行うなどしてできるだけ費用をカット。玄関のエコカラットもご主人が自ら貼られました。また、家を建てた記念にと、建築途中に家族全員で立ち寄って、塗りたてのシラス壁に手形をつけました。「普通はこんな場所は選ばないでしょうけど、思い切ってダイニングにしました。普段からふとした折に目がいきますね。子どももときどき手を合わせて遊んでいます」と奥様。
そんな努力の甲斐あってマイホームが完成。「住み心地は抜群です。この家に移った途端、子どもたちが咳をしなくなりました」とご主人がうれしそうに語られると、奥様も「脱臭効果もすごいですね。焼肉をした時も翌日になればほとんどニオイは消えていました」と喜んでいらっしゃいます。
広くて、明るくて、空気の爽やかなLDKはお子様が元気に遊ぶことを第一に考えました。一見、無垢に見える床材は天然木柄の集成材です。「傷が付きにくいので選びました。子どもがコマで遊んでも平気ですよ」。照明もお子様が遊ぶことを考えて壊れにくいものを選びました。案の定スーパーボールを投げっこして遊んでいるとか。「おしゃれな照明をやめてよかった」と笑う奥様。
お子様たちの今のブームは”ネコちゃんごっこ”。ニャーニャ―と鳴きながら床で追いかけっこをしているそうです。「キッチンから全部見えるので安心できます。子どもがリビングを走り回っている姿を見るのがうれしい」と奥様がしみじみと話してくださいました。
初めての楽しいガーデニング
お庭の雑草対策
◊雨が降った翌日の草抜きで解決
せっかくのお庭の景観を邪魔してしまう雑草。特に7~8月は雑草が勢いよく成長します。暑さが本格的になると、作業中の熱中症も心配です。この時期に、お庭をすっきりキレイにしてしまいましょう。手っ取り早く解決するには、草抜きが一番。草丈が低いうちに根本から抜くのがポイントです。雨が降った翌日など、土が湿っているタイミングで行うのがおすすめ。土が固まっているところには水をまいて、柔らかくすると作業がしやすくなりますよ。
◊抜いたばかりの雑草は土の上に置かないこと
草抜きを効率良く進めるコツは、狭い範囲から始めること。特に玄関に続く石畳の隙間は、広すぎず、雑草の量も多くないので、最初に手を付けるのにぴったりです。きれいになったのが分かりやすい場所でもあるので、作業のモチベーションも上がりますよ。抜いた雑草は袋に入れて、お住まいの自治体の分別に従って処分してください。そのまま土の上においたり、埋めてしまうと、また根付いてしまいますので気を付けてくださいね。堆肥として活用したい場合はしっかり乾燥させ、根本から枯らしたものを使ってください。
メンテナンス担当 井上勝之(いのうえ かつゆき)の
お家のメンテナンス講座
室外機のお掃除
室外機は空気を暖めたり冷やしたりするエアコンの心臓部。ここが汚れていると無駄に電力がかかってしまいます。本格的な夏が来る前に、お掃除しておきましょう。
◊目詰まりを取って、エアコンの効率アップ
屋外に設置されている室外機は、砂ぼこりなどの汚れによって目詰まりが起きやすい状況にあります。内部のプロペラをカバーしている網状の吹き出しグリルは、特に汚れがたまりやすい場所です。使い古した歯ブラシなどで汚れをかき出し、掃除機で吸い取るようにするときれいになりますよ。汚れの範囲が広いと水をバシャーっとかけて掃除したくなりますが、家電製品なので、あまりおすすめはできません。本体の外側に付いた泥汚れなどは、濡れぞうきんやウエットティッシュで拭き取るようにしましょう。
◊室外機の周りは風通しを良くしておく
夏の間エアコンを使うとき、室外機の周りは風通しの良い状態にしておきましょう。機械の前に鉢植えなど、物が置かれていると、室外機から吐き出された熱風がはね返り、再び吸い込まれてしまいます。半径20cmの範囲は、なにも物を置かないのがおすすめです。また、室外機自体が熱くなっているのも、余計な電力を消費する原因となります。直射日光が当たらないように日よけをつくったり、すだれをかけたりして周りが涼しくなるように工夫しておくと、効率良く稼働させることができますよ。
ちょっと得するエコな節約術
お家にすだれ・よしずを取り付けよう
◊「すだれ」と「よしず」の違いって?
日よけと目隠しのために使われる「すだれ」と「よしず」。ここ数年の節電ブームを機に良さが見直され、100円ショップでも買えるくらいに手軽なアイテムとなりました。すだれは細く割った竹を原料として作られている物が多く、カーテンと違って窓の外に吊るして使います。よしずは葦(アシ)という植物から作られていることが多く、家の外に立てかけて使うのが一般的。よしずはすだれよりも大きいため、軒先やベランダなどの日よけに向いています。
◊お部屋を涼しくする取り付け方
どちらも夏至(6月22日) よりも前に取り付けておくのがポイント。夏至を過ぎると日差しは傾くため、部屋にどんどん差し込むようになってきます。日差しを遮れば、冷房の効率がアップ。お部屋で過ごす時間をさらに快適にしてくれますよ。「なるべく自然の風を取り入れたい」という方は「すだれ」や「よしず」に水をかけてみましょう。お部屋に入ってくる風が2℃涼しくなるといわれています。夕方以降になると、外の気温は室内よりも低くなりますので、サッと寄せてくださいね。
子育てパパのお悩み相談
雨の日の過ごし方
Q雨の日は、どうしても遊びの種類が減ってしまうので困っています。子どもが退屈しない過ごし方はありませんか?
A僕は雨の日こそ、散歩に出掛けることをおすすめします。いつもの公園までのコースも、雨が降ると景色が変わるので新鮮な気持ちで歩けますよ。子どもには、ちょっとした冒険気分も味わってもらえるはずです。また、雨の日は五感を使って体験できることがたくさんあります。例えば、雨の音の聴き比べ。傘に当たる時の音、道路に降る時の音、公園の遊具に当たる時の音。降り方や自分たちがいる場所によって、さまざまな違いがあります。お子さまに「どんな音がした?」と聞いて感想を交換してみてください。
雨の日には、子どもが大好きな水たまりがたくさんできます。バシャンと勢いよくジャンプして水を飛ばすのは、たまらなく面白いこと。パパとのお出掛けでは、ぜひとも思いっきり楽しませてあげてください。ただし、人に迷惑が掛からないように注意。周りに自分たち以外いないことを確認してから、遊ぶようにしましょう。
水に濡れた草木の匂いをかいだり、元気に咲くツユクサやあじさいを見るのも雨の日ならではのお楽しみです。汚れても良い服装に着替えて、ぜひお出掛けしてみてください。
ことばのちから
人の手は
仕事でも家事でも、
1番に活躍する大切な道具。
1日の終わりには感謝をし、お手入れしてあげてください
清潔な手は
すべてのコミュニケーションで
良い印象を与えてくれますよ。
料理大好き!田子の超簡単お料理レシピ
豆アジの南蛮漬け
さっぱりとした味わいの南蛮漬けは、蒸し暑い今の時期にぴったり。豆アジを使えば下処理が簡単、食べやすさもアップします♪
材料 (4人分)
・ 豆アジ 20匹
・ タマネギ 中1個
・ ニンジン 1/2本
・ 青ネギ 2~3本
A
・ 酢 150cc
・ 出汁 150cc
・ 砂糖 大さじ2.5
・ 醤油 大さじ1
レシピ
① アジはエラとワタを取っておく。
② Aを鍋に入れてひと煮立ちさせる。
③ ②を深めのお皿に移して冷ましておく。
④ タマネギ、ニンジンを薄くスライスする。
⑤ スライスした、タマネギとニンジンを③のお皿に漬けておく。
⑥ 下処理したアジに片栗粉をまぶす。
⑦ 170℃に熱した油でじっくり揚げ、③のお皿に入れる。
⑧ タマネギとニンジンはアジの上にのせるようにする。
⑨ アジにたれがしっかり染み込んだら、別のお皿に盛り付けて完成です。
完成
一口メモ
豆アジは、長さが7~8cm程度の小さなアジ。骨も小さくやわらかいため、手だけでさばくこともできます。その場合は、さっと洗って水気をしっかり切ったら、利き手の親指と人差し指でエラをつまむように持ってください。アジを横向きにして真下の方向に引くと、エラが外れ、そのまま尾っぽ側へ動かすとワタもキレイに取れますよ。