諏訪・松本の女性建築士ブログ|未来生活設計

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開運堂ビスケット

松本開運堂|ウォルター・ウィストンビスケット

こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。

そうだったんだ!
またまた、松本開運堂のお菓子の話題です。
以前に「さくら餅」と「真味糖」の記事を書きましたが、
今回は開運堂のビスケット

先日、松本で打ち合わせがあった時にお客様がプレゼントしてくれました!
実はこれは食べたことがありませんでした。
お店に行っても買ってみよう!と思うことがなかったのです。
存在は知っていましたが、「どうしておじさんの顔がクッキーになってるんだろう?」と思う程度でした。

ただ、絵がいい!山とおじさん二人が、素朴というかタッチが親しみやすく、
デザイン的に構図が好きです。
箱の裏に説明が書いてありました。
柚木沙弥郎氏、旧制松本高等学校卒業の染色家さんだそうです。
かなり古い時代の方かと。

そして主役のウォルター・ウィンストン氏とは?
1861年イギリス生まれの宣教師で登山家で、日本の風習を世界に広めた日本近代登山の父と呼ばれている方だそうです。
そしてイギリスの風習のアフタヌーン・ティーに欠かせないのがビスケットということで、
開運堂さんのモチーフになったようでした。
知らなかった〜。

味はもちろん美味しかったし、
ストーリーや絵にも感動し3度の楽しみがありました。

家づくりも「ストーリー」が大事
それは出来ている物を買うのではなく、自分でストーリーを作って実現するものだからです。
「物」と「もの」、言葉は同じですが、物は個体や物理的な事を指します。
ものは抽象的な思い、未来、想像、暮らしなどを指します。

自由設計の場合は実物を見て買うことはできません。
想像しながら作り上げていくことになります。
そこには不安もあると思います。
同じ物が必ずできる企画住宅を買えばその不安はありません。
しかし、一生住みつづける家は物としての価値より場所としての価値が高いように思います。
(もちろん性能や技術があってのことは大前提です)
家族で楽しい時間を過ごした場所、辛いこともあった場所、思い出になる場所となります。
アパートや企画住宅にももちろんその思いは生まれます。
ただ、自分達が悩んで考えて実現した家はさらに生涯の思い出になるはずです。

物ごごろが付いているお子さんはきっと両親が真剣に家づくりの打ち合わせをしていたことをずっと覚えていると思います。

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