40年ぶり?|2月の書初め
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
40年ぶりに墨をする
先月のプレチュー(エルハウス定期イベント)の企画で新年らしく「書初め」をしました。
私はちょうど見学会だったため私は参加できず。
ふと見ると、まだ道具が出ていたので「やってみようかな?」と思いました。
習字なんて学校でやった時以来。小学校?中学?
当時から字は自慢ではないですが上手くないです。
エルハウスには岩谷さんやふみねぇさんという書道をやっていたとてもお上手な方々がいるので気遅れ。。。
まあやるだけやってみよう!
いざ。
墨の濃さや筆にどのくらい含むのか全く見当がつかず、
適当に始めてみる。
書く文字は決まっていました。
「本気」「素」「断」
今年の私のテーマです。
やっぱり下手だ!何枚か失敗をしながら書き上げました。
書道のことは全くわかりませんが、改めて墨で字を無心で書いていると、
その字が持つ意味に向き合います。
それに自分が何故その字を書こうと思ったのか心に問いかけて気持ちが整理されます。
書いてみて良かったです。
道具について
小学校のころに学校で習字があり、道具を買います。
習字を習っていなければもちろん初めて。基本は一般的な物です。
私の父は
「弘法筆を選ばずと言うが、それは違う。良い道具とそうでない道具では凡人では差がつくものだ。良い道具を使いなさい。」
と小学2年の私に筆だけは高い物を買ってくれました。
それでも上手く書けませんでしたが、今でも自分の考え方には影響しています。
書道だけでなく、スポーツや山登りの道具、料理の道具、絵の道具など、服など、
生活や趣味でいろんな物を買います。
高級なものでなくても自分の能力より少し上のランクのものを使う。
自分の価値を上げて、興味を持つ事への投資をする。
それを手に入れるための努力や節約をする。
世界を広げて充実した人生にする。
良いものを使うということは、自己満足や自己顕示ではないもっと広い意味があると教えてくれました。