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完成見学会|エルハウスが完全予約制の理由

こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。

今、2月の見学会が塩尻市で開催中です。
長野県塩尻市大門地区の完成見学会
予告動画でも言っていますが「延床面積23坪、施工床面積28坪、ステップフロアの平家」です。

エルハウスが完全予約制の理由
エルハウスではどの見学会も「完全予約制」となっております。
今は他の会社も取り入れているようですが実はコロナ禍になる前からエルハウスは実施しています。

理由はいくつかありますが、
・約束の時間が決まっているのでコンサルタントも時間が有効に使える。
土日は見学会だけでなく打ち合わせや契約など見学会だけに拘束されると予定が先送りになってしまいます。

・お客様の人数が制約されるので駐車場の心配がない
いつ、何人来るのかわからない状況では駐車場の確保が大変です。
離れた場所に駐車場を借りてレンタカーを借りて、運転手さんを協力業者さんに頼んでいたこともありました。
休日返上で協力してくださっていた事は本当に感謝しかありません。

・お客様が集中してしまうと一人一人としっかりお話しを聞くことができない
せっかく来場してくれたのにお客様の数がコンサルタントを上回ると名前を聞くのが精一杯で、質問にしっかり答えられないこともありました。

・雨が降っても雪が降っても炎天下でもテントを張って社員が4、5人常駐。土日が休みのスタッフも休日出勤
まず見学会準備が社員総出。テント張りだの、机や椅子のレンタルからセッティング、イベントの準備で半日かかりました。
そして土日でも見学会は会社行事として参加が必須という暗黙のプレッシャー(ブラックや〜😎)

など効率的にはデメリットばかりでした。

当時はそれが良しとしていましたし、「行列のできる工務店」の言葉そのままに1日に30組〜50組くらいのお客様が来ていました。
しかし、その中には

ただ見に来ただけで家を建てる予定は無い、
プレゼントが欲しかったから来た、
知り合いの家だから来た、
近所だから来た、
など、真剣に家づくりを考えて家を見に来た方とは明らかに温度差がある人達もいたのは事実です。
今思えば古き良き平成の時代の感覚と言えるでしょう。

しかし、エルハウスはそのスタイルを4年前からやめました。
社員や協力業者さんの時間を使って、ただ数を集めるだけの見学会でスタッフを疲弊させ、
お金も今の何倍も使ってやるマンパワーの見学会はすでに今の時代には完全にずれています。

真剣に家づくりを考えて見学会に参加する人はしっかり質問に答えてもらいたいでしょうし、
予約をわざわざしてもエルハウスの家を見に来てくれます。
私達もエルハウスの家づくりの思いや考えをきちんと時間を使って伝えることができます。

見学会の準備も2人で20分ほどでできるようになり、会社全体で考えても時間を有効に使えます。

そして何よりお引き渡し前のお施主さまの家をお借りするということから、
地図を広告に載せるなんて個人情報のことを考えればもっての外ですし、
何より不特定多数の人が来るより、真剣に家づくりを考えて参加する人に見てもらう方がお施主さまにとっても安心です。

見学会は完全予約制でやることを決断したのは正直不安もありました。
予約というハードルを受け入れてもらえるだろうか、
エルハウスを知ってもらう機会がなくなってしまうのではないかと私達にとってもチャレンジだったのです。

しかし、お施主さまを守る、スタッフの時間を大切にしたいと考えると新しいやり方を取り入れることは必然でした。

コロナ前にその体制を確立していたのでコロナになって慌てることもなく、
予約制、WEBの見学会はエルハウスのその時にはデフォルトとなっていました。

お施主さまも安心して、喜んで協力いただき、エルハウスを盛り上げてくださいます。

常に少し先行く、時代が後から付いてくるエルハウス。
見学会だけでなく他のことも常にチャレンジし続けています。

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