諏訪市|空き家活用セミナー
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
遠藤千咲(ちさっきー)です!
地域に根ざした空き家活用
先日諏訪市都市計画課の企画の「地域に根ざした空き家の活用とコミュニティづくり」の勉強会に参加しました。
1部はまち歩きで30人くらいが参加、
2部はトークセッションで100人以上が参加していました。
半分以上が県外、諏訪以外の人というのも驚きましたが、
参加している人の年齢も20代〜70代と幅広かったです。
エルハウスもこれから地域、社会にもっと貢献できる体制を考えていて、
空き家問題にも取り組みたいと思っています。
そのヒントや実情を知ってみたいと思い参加しました。
懐かしさと寂しさと希望
私は諏訪市の高校に通っていたので諏訪の末広あたりは当時はお店や映画館など多く、
賑わっていました。
下諏訪に比べて都会!と思っていたものです。
久しぶりに歩いたその街は建物も古く、シャッターも降りている店も多い田舎によくある寂れた街に。
その時は華やかで活気があるように見えたお店もショーウィンドウが霞んでいました。
まち歩きを案内してくれたのは諏訪市小和田にある「リビセン」
の社長さん。
もちろんお店や活動は知っていましたが、行ったことがなくちょっとワクワク💕
手がけた空き家を活用したショップやスペースを間近でしかも解説付きで見学できてとても貴重な体験でした。
私がらみると古い朽ちたような建物をまるっきり生まれ変わらすのではなく、
原型を活かした上で新しい価値を生む活動は目から鱗。
2部は千葉県松戸のおむすび不動産の社長さんの話しと、
2人の社長さんのセッション&質問。
県外からも若い参加者が多いところを見ると、この世界ではカリスマ的なビジネスをしている2人なのだろうと思います。
とてもレベルの高い質問に、さらに高い意識での回答とこれも刺激を受けました。
自分の周りは見えないもの
このような機会で客観的に見ないと自分の住んでいる地域の魅力は見えてきません。
先日東京、名古屋から遊びに来てくれた友人も「諏訪はとてもいい!みんなに宣伝してる!」と言ってくれました。
歴史もあり、自然もあり、昭和レトロも程よく残り、
案外面白い所なのかもしれません。
今いるこの街を魅力ある場所に変える。
そこに住みたい人が増える。
仕事も増える。
豊かになる。
建築に携わってきた者としてもっと視界を広げて、
まち、地域、信州、日本、世界、地球と繋げていく感覚を持たなければと思わされました。