【注文住宅】デザインをユニークにする方法|西洋建築のノウハウを活かす1
こんにちは!エルハウス住宅コンサルタント
土橋千咲です。
いよいよ始まります
西洋建築史シリーズ第一弾!
西洋建築史シリーズ①
まずはこれを知らずに建築史は語れない!
ギリシャ時代からローマ時代までの
神殿建築🏛における、「オーダー」。
おもに柱、円柱です。ちょっと在来工法に
通じる部分もあります。
木ではなく石で作られています。柱と梁で構成
された工法です。
ファサード、シンメトリー、エンタブラチャーなど
聞いたことあるかも?という言葉も元はこの
様式からきています。
時代順に
ドーリア(ドリス)式
イオニア式
コリント式
と代表的な3つの種類があります。
で、注目するのは柱頭と言われる部分。
柱頭部分でいつの時代の建物か、
その当時の流行りなんかも解るんです。
現代も住宅でスタイルとか流行りとか
あります。それと同じです。
ギリシャパルテノン神殿
三井住友銀行東京支店(日本橋)
黒田記念館(上野)
どうですか?
紀元前から19世紀までこのオーダー様式で
建てられた建物は沢山あります。
西洋はもちろん、日本でも明治から昭和初期までの
大きな建物、国や会社の威厳を示す建物には
使われているんですねー。
国会議事堂、銀行、財閥の邸宅、デパートなど
東京をはじめ全国に西洋建築はまだいっぱい
残っています。
そのような建物を見る機会があれば柱頭部分を
見てみてください!
私も家づくりとは離れて
街で見かけた西洋建築の写真を撮って
ご紹介していきたいと思います。