信毎きらめき倶楽部|石田衣良さん公演
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
今年も会員になって行ってきました!
年に4回、割と著名な俳優さん、文化人の公演を催している「信毎きらめき倶楽部」。
去年から会員になって松本市民芸術館に聞きに行っています。
(文化的な感性を身に付ける、機会に触れることは家づくりに多いに重要、ということで)
女性だけの倶楽部ということで、会場はもちろんおば、いえマダムばかり。
諏訪から行っている私から見ると、品よくおしゃれしてお出掛けしている方々の雰囲気はやっぱ松本は違うな〜と思います。
石田衣良さん、私結構ハマって読んだ小説家です。
池袋ウェストゲートパーク、娼年、4TEENとかは有名ですね。
なので今年一番と言っていいほど楽しみにしていました。
直筆サインが付くというので文庫本もその場でついつい購入。
ホールの自分の特等席は3階のホワイエ横のサイドシートですが、今回は前列5列目の真ん中でかなり近くで見ることができました。
そもそも固くない作品で固くない人(だと思う)ので「テーマは特に考えてないんですよね〜」とゆるーく始まり、
公演というより雑談を聴くという和やかな雰囲気でした。
サラリーマンをやっていて、半ばリストラになり、独立してフリーランスになって、
お金も自由も手に入ったけれど退屈だったことから、小さい時から本が好きで小説家に憧れていたことを思い出して書いたことが始まりだったそうです。
文化人らしく穏やかで、時世を一歩引いた目で観察しているオーラは素敵でした。
作品は結構エロティックな描写が多いので、目の前の本人のギャップが興味深かったです。
キャバクラ嬢とかコールガールとかセラピスト(コールボーイ)とか社会の表側でない人々の話を書かれているのは、
多様な人間たち、とても面白いよね、みたいな視点で世界をフラットに見ている人なんだなという感想を持ちました。
そして最後に女性がこれからの世界を造っていくんでしょうね、男はプーチンみたいでダメです(笑)と言っていました。
女性の会だったのでリップサービスだったかもしれませんけどね。
社会や人々に影響力のある人(文化人、政治家、芸能人、芸術家など)の話を生で聴くことは、
自分の狭い世界から広い世界を垣間見せてもらう貴重な機会です。
皆さん明るく、楽しく、人を喜ばせたり笑わせたり幸せなパワーをもらうことができます。
次回もとても楽しみにしています。