【注文住宅】芸術の秋|インテリアの流行の源流、ミラノ・サローネ
こんにちは!
エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
インテリアには流行りがあります。
10年前くらいには北欧風と言われるナチュラルモダンなインテリアが流行ったり、
その後にはモダンな白い床にダークな建具を組み合わせたり、
少し前には「男前インテリア」といわれるインダストリアル系のインテリアが雑誌やインスタに載っていましたね。
ではその「流行り」が始まったのっていつなの?
誰が決めたの?
それには仕掛けがあるのです。
毎年4月にイタリアのミラノで開かれる国際家具見本市「ミラノサローネ」。
インテリア関係に興味があったり仕事をしている人は知っている人も多いと思います。
そこには世界中の家具メーカーやファブリックメーカーがその年の新作を発表する見本市です。
そこで話題になったり、記事となって取り上げられた最先端のデザインやカラーなどが影響を与えて、
流行となっていくのです。
パリコレとかと同じ感じでしょうか?
「ディオールからすごいデザインが発表された!今年のカラーはイエローだ!」
みたいになっていくんですね。
それがインテリアは家具から始まります。
家具に合う床の色、壁、カーテン、照明などがデザインされて市場に出回るようになるのです。
今年はコロナで開催されず、1年延期されることになっているようです。
世界中にコロナの影響が広がり、大きなイベントも中止や延期となってしまいました。
その分リモートによる催しが発達しています。
ミラノまで行かなくても国際見本市が気軽に見られるようになればいいなと思いつつ、
いつか現地に行ってみたいな!