【茅野市・注文住宅】住宅ローン|事前審査
こんにちは!
エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
梅雨が明けて本格的な夏が訪れました。
コロナの再蔓延もあり、お盆休みも遠くへ出かけることも少なくなりそうです。
そんなころな禍のなかで、アパートでの暮らしの不安や家で過ごす快適性を考え直して、家づくりの相談はとても増えています。
とりあえず、事前審査してみませんか?
土地や家を購入するにあたり住宅メーカーへ話を聞きに行って、
「とりあえず、銀行の事前審査を受けてみませんか?」と言われたことはないですか?
「奥さんも働いているなら、合算すれば借入可能額が増えますよ!」とか。
そして、住宅会社で事前審査用紙を記入して営業の人から「私が審査出しておきます、結果を報告しますね!」と営業さんからの結果を待つ状態。
私は住宅コンサルタントとしてこのようなことにとても違和感を覚えます。
なぜなら、住宅会社に住宅ローンのことを委ねていることと、住宅会社もお金が借りられるように審査を通しておくことをなんだか「恩」のように扱っていることです。
これははっきり言って販促活動をしているだけです。それと「ふるいにかける」目的です。
もちろん、住宅ローンを借りられるかどうかは重要なことです。
しかし、住宅ローン(借金)をするのは家を建てる当人になります。
中には事前審査を持ち込んだ住宅営業が銀行から本人へ直接伝えることをさせないこともあるようです。
「自分から伝えるため」だそうです。意味がわかりません。
住宅会社が協力できることは「どくらいの予算で、どのような家を、総額でいくらかかるのか」を打ち合わせを重ねてお客様の本当の希望やこれからの未来に納得できる「資金計画書」を作製し、住宅ローンをいくら借りるのか(借りられるのかではありません)の根拠を示してあげることです。
建てる人と銀行、建てる人と不動産屋さん、建てる人と住宅会社は本来はそれぞれ独立して関わっているものです。
そして中心は「建てる人」、つまりお客様本人です。
私達住宅コンサルタントは仕事で平日に動けないとか、心細いなどお客様から依頼を受けてお手伝いするだけです。
主体的に後悔のない家づくりをするために「とりあえず、事前審査をしましょう。」などと言われたら、
「自分で銀行は行きますので、私達の希望にあう資金計画書を作っていただけますか?」と言ってみてください。
多くの銀行は土日もローン専用の窓口を営業しています。
ネットの銀行も個人的にいつでもできます。
事前審査は住宅会社が「やってあげる」ものでは決してないのです。
熱さのせいか、私も熱くなってしまいました(^^)q