50代女子旅|大阪へ行く!④
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
時代、時空を超えたアート体験
1970年に開催された大阪万国博覧会、そのシンボルであった「太陽の塔」。
作者は岡本太郎さん。
終戦から25年、完全に日本が経済的に復活し万博ができるまでになったという国をあげての大きなイベント。
私の父は大阪へ万博を見に行き、ものすごい混んでいたけどアメリカ館とソ連(!)館を数時間並んで見てきたそうです。
そして8ミリ映写機(!)で見る万博のフィルムを見せながらよくああたっだ、こうだったと話してくれました。
今思うと外国の文化に興味のあった父が、万博の素晴らしさを語っていたのだと思います。
万博公園、現在の太陽の塔
姿、形はもちろん知っていましたが、2018年から万博以来非公開だった内部の公開がされています。
以前テレビで見た気がしましたが、今回友人がぜひ行きたい!とリクエストしてくれなければ見に行くことはなかったかもしれません。
外観は近くでみると大きい!本当に大きい!
これは建築なのか?芸術なのか?それとも他の何かなのか?
一応予約制とあり予約はしていきましたが、なくても当日見ることできます。
いよいよ内部に入ります。
想像を超えた世界
想像を超えるって体験したことありますか?
太陽の塔にはそれがあります。
さまざまなオブジェがライトアップされて、全体は赤い光の空間。
地底の太陽といわれる第4の顔が一番下にあり、1本の木の周りを螺旋階段で上がっていきます。
地球の起源、生き物の起源であるアメーバとかミトコンドリアから始まって、
恐竜や哺乳類、ヒトなどの進化がその木の時間を表す上へと向かって表しています。
そして手みたいにみえる両翼の部分は奥へ向かって吸い込まれるような、タイムマシンの入口のような視覚効果。
世界観、テーマ性、表現、色彩などこれが50年前のものとは!
岡本太郎さんが稀代の芸術家というのを身を持って体感しました。
太陽の塔を岡本太郎さん自身が現物を作った訳ではありません。
その思いやメッセージを表現するというものすごいエネルギーを感じます。
そして未来に繋ぐことは調和だったり平和だったりというテーマがダイレクトに伝わってきます。
とにかく訪れて良かったです。
後は万博公園駅の近くにあるららぽーとの中にお目当ての皮製品のお店があるということでそこへ行って、
旅はフィナーレです。
今回の旅は目的をはっきりと、スケジュールをざっくりと、
そして余力を持して計画外の事も楽しむというベストな動きになりました。
それはスマホのアプリを使って電車や地図、開演の時間などを調べて行けることが大きいです。
昔はるるぶを片手にナビもない中でよく行ってたなと思います。
何が良くなったのかというと「時間を有効に使える」ようになった事だと思うんです。
仕事においてもスマホやナビは欠かせないものになりました。
それによって便利になり、何を得ているのかというと時間です。
進化した時代にプレゼントされる大事な時間を享受して、自分が人生で何をするのか?何をしたいのか?
さあ、次はどこへ行こう!
過去の時間を共有し、価値観が近く未来も楽しみにできる友人がいることは本当に感謝しかありません。
また来年も行こうね!
さて、今回のワーケーションも多くの刺激、初体験がありました。
民藝展、USJ、太陽の塔どれも素晴らしい出会いでした。
これからも仕事しながら遊ぶ、遊びながら仕事する土橋流をシェアしていきますね!