50代女子旅|大阪へ行く!②
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
私が大阪中之島美術館に行きたかった理由
私のこの旅の一番の目的である中之島美術館。
なぜ行きたかったのかというと、
「ロートレックとミュッシャ展」とを3月ころやっていたんです。
どちらもかなり好きな画家なので観に行きたいなー、でも大阪かー⤵️とちょっとヒヨって結局見に行かなかったんです。
東京とちがって大阪ってすごく遠く感じてしまうんです。
調べていたら中之島美術館って新しくて、すごい近代的な建物。
そしてシンボルは猫のアート作品。
なんか建物もアートではないですか!
行けば良かったなーとずっと心残りだったんです。
それで旅の計画をした時に友人に提案して大阪に行くことになりました。
とても魅力的な中之島❤️
大阪ってそんなに行ったことはないのですが、昔行った時は海遊館とか道頓堀とか大阪城とかベタな観光しかしたことがありませんでした。
関西にはまるで縁がない私ですが中之島という言葉はなぜか耳に残っていました。
それは昔美大の大阪の友達が「中之島美術学院」という予備校に行っていたと聞いていたからです。
美術大学を受験する人のほとんどが専門の予備校に通うんです。
どんな所か想像もできなかったけれど、
調べると大好きな西洋建築の「大阪中央公会堂」や「中之島図書館」「日本銀行大阪支店」、
建築関係者でなくとも知られた安藤忠雄さんの設計した「こども図書館」など建築好きにはたまらないホットスポットでした。
今更だけどカルチャーショックを受ける😨
中央公会堂のレトロでおしゃれなカフェでランチをして、いざ!中之島美術館へ。
会いたかった猫と。
「ロートレックとミュッシャ展」は当然終わっていてやっていたのは「民藝展」。
なんか地味、、、アート好きな私はいまいちテンションは上がらず。。。
友人は「民芸好き!すごい楽しみ!」と言うので「ま、いっか」くらいのノリでした。
が、
が、
が、
柳宗悦さんの民芸運動がテーマの展示で(宗悦さんは有名なバタフライスツールのデザイナー柳宗理さんのお父さん)、
素朴な日用品の卓越した日本のデザイン性に改めて感動しました。
民芸品っておばあちゃんの家にあったようなもので、なんか古臭いし価値あんの?と思っていました。
申し訳ございませんでしたm(_ _)m
陶芸、木工はもちろん織物やほうきに至るまで日本のデザインの素晴らしさ。
それも有名な芸術家が作ったものでなく、
職人さんがなんとなくの感覚で作ったり染めたり編んだりしたものの図案がとてつもなくセンスが光っています。
もしかしたら、1900年頃ヨーロッパでおきた日本ブームは西洋の人にとってこのような衝撃だったのかもしれません。
さっそく本も購入。
きっと日本だけでなく世界中で暮らす人々が生活のために使っている物にも、
同じような思いがあるのだろうな、
今度海外に行ったらそういう所に注目してみたいなと思い、新たな研究対象と夢を持つ事ができました。
とにかく大阪中之島は大好きな西洋建築と、おしゃれなカフェ、
とても文化的なエリアでした。
また気になる展覧会があったらぜひ行きたい所です。
夜はホテルから近い道頓堀を通って吉本漫才をみて串カツを食べる王道の大阪ステイを楽しみました!
次回は「微妙な年代の女子2人、USJへ行く!」です。
つづく。