IHかガスコンロか|建築のプロが語る
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
遠藤千咲(ちさっきー)です。
ガス→IH→ガスで感じた事
IHが標準的になってきたのは20年前くらいでしょうか。
その前はほとんどの家がガスでした。
実家ももちろんガスでした。
その後結婚して家を建ててからIHを使っていました。
そして今住んでいるマンションはガスコンロです。
引っ越した時は「ガスか〜」とちょっとがっかりしました。
理由は掃除大変(思い込み)、怖い(火から遠ざかっていた)、ガス代高い、
からです。
そして18年ぶりにガスで調理を始めました。
菜箸を焦がし、キッチンペーパーを燃やすなど少々トラブルもありましたが、
結論、
「ガスでの料理は楽しい!」
です。
家づくりの相談を受けていて、10年前くらいはほとんどの家がIHを選ばれていました。
オール電化が日本中を席巻していたのです。
そして4、5年前くらいからぼちぼちとガスコンロを希望する若い方が増えてきました。
理由を聞くと「ガスの火で料理したいから」「火力が強いから」。
IHに慣れていた私は「そんなもんかな?掃除が楽の方が良くない?」と内心思っていました。
それが、再びガスを使い始めて
この私が料理が楽しくなったのです!
(今日の晩御飯 韓国風海苔巻き カツオのたたき かぼちゃの煮付け)
どっちが良い、悪いという話ではないので、なぜガスが楽しいかをお話しします。
火加減がリアル
強火、弱火の調節が火の大きさで目に見える事は煮たり、焼いたりをコントロールしている感覚があります。
直火ならではが出来る
土鍋やアルミの鍋焼きうどん、あみを使ってパプリカやとうもろこしを焼く、チーズをちょっと溶かしてハイジみたいに食べるなど、
IHではできなかったことが楽しい。
焦げにくい、焼きむらがIHに比べてない
IHより注意して調理するので焼き、炒めのタイミングが見極められる。
結果美味しくできる😉
やっとガスがいい!というお客様の気持ちがわかりました。
強いていうなら都市ガスなので(実家も都市ガス)お湯が沸くのが遅い気がします。
しかし!ティファールにしてやかんは使わないことにしました。
それで問題は解決です。
全くの主観です
建築のプロであることはあまり関係なかったですね。
ガス、IH両方使った経験から感じたことをお話ししました。
そして、今のガスコンロはガラストップでお掃除は大変ではないです。
そしておせっかいなくらい安全装置が効くので、安心して使えます。
これから家づくりをする人はいろんな人の意見を聞いてみて判断してくださいね。
ちなみに都市ガス一人暮らし、給湯もガスですが月々の平均は4000円未満です。