鎌倉へ行こう!②|隈研吾デザイン英国アンティーク博物館BAMへ行ってみた
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
英国アンティーク博物館「BAM鎌倉」
昨日の続きになります。
大仏、鶴岡八幡宮の他に鎌倉でもう一ヶ所行きたい場所が「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」。
バムと読みます。
建築家隈研吾さんの設計の英国アンティークの小さい博物館です。
建物だけでなく、アンティーク家具なども見れるという私にとっては一石二鳥。
是非とも訪れたいと思っていました。
駅から歩いて5分くらいでしょうか。
ありました。
写真でイメージしていた雰囲気より「和」な感じ。でもクラシックカーがあったりレトロチックでもあります。
ファサードのルーバーはなんと木で出来ています。
鎌倉彫(よく知りませんが)をヒントにイメージしたそう。
場所は歴史が色濃く残る鎌倉で、英国アンティークを融合させるのは至難の業でしょう。
街に馴染むのでもなく、強烈に目立つのでもなく、存在感といい意味での軽さのあるデザインは素晴らしいです。
この建物には茶室もあり(と言っても本格和風のものでなく創造的な空間です)、隈研吾氏の建築には木を個性的に使っているイメージがあるのですがいろんなところからインスピレーションを受けているのだろうなと感じました。
これが茶室(?)だそう。
展示は英国の部屋をスタイルごとに分けて家具や銀食器などが飾られていて、
博物館というよりアミューズメントに近い感じ。
イギリスのスタイルといえばヴィクトリア調とかジョージアン調などが代表的で重厚で優雅なインテリアが特徴です。
しかし現代デザインではマッキントッシュなども有名で少し日本の影響も受けているとかいないとか。
そして紅茶です。
カップだけでなく、シュガーポット、ビスケットウォーマー、燭台、フルーツソーサーなどあまり馴染みのないものが沢山あるんですね。
当時の上流階級の人達がこの道具を使ってお茶会をしていたんでしょうね。
日本の建築の特徴は「木」です。
古い建物も、このような新しい建物も木の暖かさや自由度を生かしています。
そして茶室文化を知っておくと歴史のある建物の見方がとても広がります。
去年の夏に日本平に行った時も隈研吾さん設計の展望台にも行けたし、改めて桂離宮に行ってみたいし今年もいろんな建物や家を見に行く計画を立てます!