ワーケーション③|30年ぶりの再会、でも自然に
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
ワーケーション2日目、念願叶う
昨日は試験で終わってしまいましたが、今日は以前から計画していた事を実行する日です。
1つ目は
「所沢の叔父の家に行く」
7月に叔父が亡くなり、久しぶりにおばさんや従兄弟と会いました。
下諏訪が実家ということもあり、訪ねてくれることはあっても私が所沢へ行くことは何と卒業以来なかったのです。
30年以上。月日が過ぎるのは早いです。
10時くらいに着くように朝お茶の水から地下鉄丸の内線で池袋に行って、西武池袋線に乗ります。
通勤ラッシュの時間という頭がなく、途中でまずかったかなと思ったのですが、
コロナを機に東京の通勤風景も変わったのかさほど混んでいませんでした。
西武池袋線は学生のときよく利用した電車です。
乗ってみるとこんなに揺れて古びた電車だったかなと思いました。
30分くらいで所沢に着きますが降りる駅は「小手指」です。
駅前はちょっと賑やかく変わっていましたが、大通りから家へ向かう途中の道は信じられないことに昔とほとんど変わっていませんでした。
昔はオシャレに見えたマンションの下のテナントも古びて見えます。
でも30年ぶりですので、歩いて20分ほどの叔父の家へたどりつけるのでしょうか?
しかし、今はGoogleマップがあります、すんなり到着。
ちょっとリフォームしていましたが、昔のまま。
懐かしいけれど自分が過ごした家は違和感なくくつろげました。
昔からある柚子の木に実が沢山ついていて、その風景に意識が30年前にタイムスリップした気分です。
3時間くらいお茶を飲みながら話をしまたお墓に入れる春に来るねと言って家を後にしました。
2つ目は
「学生時代の友に会う」
私は武蔵野美術大学という美大に通っていました。
ただ、当時の友人とは距離も離れているせいもあり卒業以来疎遠になってしまっています。
そして気付いたのですが、当時は「携帯電話がない時代」だったのです!
連絡手段は固定電話。今では信じられませんね。
唯一年賀状で繋がっている友達が2、3人いるくらいです。
そのうちのひとりが年賀状でカフェをやっていると知らせてくれていたので、そこにアポなしで行ってみようと計画していました。
インターネットのおかげで初めて行く店も迷うこともありません。
ここへも駅から迷わずに到着。
お店を覗くと友達の姿が見えました。
私の中では30年前で時間が止まっているので、本当に彼女かな?でも顔は面影あるし間違いない、
ちょっとドキドキしながら店に入り、コーヒーと手作りパウンドケーキを注文。
流石にお店はセンスがいい。HPを見てもいい感じのお店だな、色々頑張ってるんだろうなと思っていましたが、想像以上でした。
「〇〇ちゃん、私千咲だよ!わかる?」
一瞬空気の流れが止まりました。
「えっ!?千咲ってムサ美の?えーっ!どうしたのー?びっくりしたー!」
コーヒーはこだわっているらしくフルーティーな香りの美味しいコーヒー。
パウンドケーキには生クリームが添えられていて美味しかったです。
2時間近くお店にいてその間にも何組かお客様が来たけれど、仕事をしながら話に夢中になりました。
その日の夜はお店の仕込みがあるから明日夜ご飯を一緒に食べる約束をしてお店を出ました。
そして電車に乗ってる途中でその友達からメールがきて、
「明日は楽しみ!。。。ごめん、お会計してないからその時いい?」
何と!お互いに話に夢中になりすぎて、お金を払うのを忘れてしまったのです!
人生初の無銭飲食。
2日目はこんな感じでした。
とにかく「いつか行きたいな」とずっと思っていた2つの場所に行くことができました。
そんなに遠くなく、行こうと思えばいつでも行けると思っていた場所。
あっというまに30年が経ち、そこまでになってしまうと「受け入れてもらえるかな?」という不安も育ってきて、
思い切って行動する活力も無くなってきます。
そこを勇気を持って行動に移す。
仕事や普段の生活に時間を奪われて自分の人生でやりたかった事を犠牲にして後悔する事はしたくないです。
ワーケーションがもたらすもの
しかしお金も必要、仕事をしないで遊ぶことは一握りの人しかできません。
会社に申し訳なく思いながら休みをとる、取りずらいという日本の風習は現実にあります。
仕事をするように遊び、遊ぶように仕事する。
今までのように分離しない生き方ができるワーケション。
それは新しい未来を創ることができると信じることができます。