
「なるほど」 あたり前のことであっても 伝わっていない。「設計計算」
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
当たり前だけど、あまり知られていなかった
ということは いろいろあります。
それは プロや専門家からみレバ こんなことは あたりまえ だから
わざわざ 説明もする必要はないし、といことはどの業界でも沢山あると思います。
特に建築という世界は 専門性が高いですし、家づくりを経験をする機会は
ほぼ、一回きりしかないために 家を買おう、建てようとする方にとっては
へーえ、って思うことが沢山あるんだと 実感しました。
今、エルハウスでは ホームページを新しく作り変えるために、担当者が
細部に亘って見直しをしています。その中で このような質問がありました。
我が社の建物って 高耐雪設計、換気計算がされている住宅とうたってよろしいでしょうか?
このことって 当然、建築をするにあたっては 精査して進めるべきのことなのですが
もし、仮にこれやっていますよ、と 謳っている工務店と謳っていない工務店があれば
あなたなら どちらを信頼しますか? といことです。
上記の2点は 建築の許可を求める建築確認申請を提出するには、当然、検討されての
結果を提出をするのですが、そのことを 当たり前じゃない、で 片付けるか、
いや、 自社では検証して行っていますよ、という伝えるのでは 素人の皆さんから見ると
全く、捉え方が違うっていうことに ハット させられました
高耐雪設計とは
計算により積雪時に建築物が構造耐力上安全であることを検証 することです。
建築地の場所によって、屋根の重みに関わる積雪量が異なるため、その地域の積雪量の
データに基づき、 重みに耐えられるかどうかの検証、計算そして、木造住宅であれば
柱の太さを決めているのです。
これ 積雪に限らず、屋根に使用する材料によって変わります。
瓦、スレート、金属 この3つの材料は当然、重量は違う訳で、
簡単にいえば、瓦は重くその分、柱のサイズを太くする、金属であれば
軽量のため、通常の柱のサイズで。ということになります。
積雪量も同じことです。 1m以上積もる豪雪地帯と、 ほとんど積雪がない地域では
屋根から受ける重みが違うわけですから。
家の建築は このことを工務店、建築士に任せて家を建てるのですが、
身近で皆さんが 購入をする物置やカーポートも この積雪量によって
耐えられるだけの 製品を選択しなくてならないです。
安価で 安いって 価格だけ判断をすると 降雪時に潰れてしまう。という
認識をもってくださいね。