
あれから14年。今年もこの日がやってきました。
エルハウス 工務・メンテナンス
サイエンスホーム諏訪店事業部の奥寺です
本日は3月11日、
2011年に日本を襲った東日本大震災から14年です。
あの日は僕はまだ高校生で部活をしていました。
部活中に地震が起こり、部活を終えて帰宅しようとしたのに、
電車が止まっていて帰れず迎えにきてもらったのを今も覚えています。
また、父の実家が岩手なので、特別な思いもあります。
岩手はじめ青森や宮城、茨城など東北方面に親戚も多くいて、
大丈夫かなと思いながら過ごして、無事という知らせを聞いた時は一安心。
しかし、多くの命が犠牲になり心が痛みました。
子供の頃は、夏休みに毎年のように遊びに行っていたので、
勝手に岩手は故郷にも思っています。
そんな岩手をはじめ、帰宅後にテレビを見ると
津波に襲われ、東北の街が見たことのないような光景が。
子供の頃に何度か遊びに行っていた場所も変わり果て、
これは本当に現実なのかと疑ってしまいました。
ここからは少し余談にはなってしまうのですが、
東日本大震災後に初めて岩手に行ったのは2017年
久々に祖母にも会いました。
この年は、お盆にずっと雨で夏でも寒く長袖を買いました。
10数年ぶりに会う親戚もいました。
久々に会ったから分からなかった大きくなったねと言われました。
そして、帰る時にはばあちゃんまた来るねと言っていたのですが、、、
昨年6月に入ってきた祖母の訃報。
聞いた時は、頭が真っ白になりました。
7年ぶりに岩手へ、
ばあちゃん、いつも優しくしてくれて本当にありがとう
今まで本当にありがとうと伝えてきました。
またねと言ったのに会えなくてごめんね。
(岩手では赤味噌が主流なのですが子供の頃それが苦手で)
ばあちゃんが作る赤味噌の味噌汁美味しくない、いらない
と言ってしまっていたことを思い出し、ごめんね。
ばあちゃんの孫でよかったと伝えれきました。
お盆にも新盆で行ってきました。
お盆に行った際は、青森県八戸市にある蕪島に行き、
5.3mという数字、改めて恐ろしさを実感しました。
ゴールデンウィークにも1周忌で行く予定です。
震災当日、何かしたくても何もできない無力さを感じ、
復興に向けて、一つになる姿、逆に力をいただきました。
本当にありがとうございます。
日本で生まれ育った自分にとって忘れてはいけない
風化させてはいけないことです。
建物で多くの命を守りたいより建築に進みたいと思った日でもあります。