諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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山岳救助

「備えあれ」山岳救助訓練を体験してきました

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

 

今朝の気温は −13℃ しびれるような寒さですが、風は殆どなく、
晴天となり 何枚も着込んでいれば寒さは感じられない、 いいコンディションでした

諏訪地区遭難対策訓練に参加させていただきました。
長野県警察山岳救助隊の方から  低体温症時に 要救助者の搬送の仕方、
怪我人を 雪上で搬送するときに 手持ちの装備を使って搬送をするにあたり 仮搬送ボードを
つくる訓練です。
午後から 山岳救助には欠かせない 救助ヘリの体験飛行です。

怪我をした救助者、特にスキーや、スノボードの怪我では 自力で歩けることは困難なケースが多いです。
最近、ゲレンデ外のバックカントリーでの遭難、怪我が急増しています。
怪我や遭難は予期せぬ場所で起こることからも、 救助の装備もその場で対応せざるおえない、という
ことを想定をし、 スキー板、ストック、 ウエアーを使っての救助者の搬送用ボードを作ります

2本のスキー板を並べて、 ストックを渡して固定。 筏のように組み上げます。
お尻は体が落ちないように、 ウエアーを敷き込み ネットような役割を持たせます。
頭の付近に ザックの背面のクッションを利用すると、救助者の負担を軽減させているという
工夫もあります。

低体温症の症状とは
体の内側の温度である深部体温が35℃未満となることです。

寒気、骨格筋のふるえ(シバリング)がはじまる。
手足の指の動きが鈍くなる。
皮膚の感覚が少しずつ麻痺する。
上記が初期症状ですが、さらに低体温が進むと

震えも止まり 歩行障害、意識障害、錯乱状態、と
想定をしないよな体位変革をおこすようです。 そのよな状態に
陥った時には搬送をするための、搬送キットを常時、準備をしているそうです。

ブルーシートを使い、保温マットを敷、まるで飴玉を包むように
ブルーシートを捻りながら包むのがポイントだそうです。
ガッチリの 全身を固定をし搬送に備えます。

救助をされない限り、こんなに近くで 救助ヘリを見ることはありません。今回は
身近でヘリを見る、貴重な機会です。

長野県県警には 2台のヘリが配備されており交互に出動をさせているそうです。
航空隊の方、 山岳救助隊の方は 頼もしい、大変かと思いますが、
実にかっこよく見えます。

かっこよく感じる仕事は人に感謝される仕事だからだと思んです。
人命に関わる仕事は特にです、でも、私たちも 家をつくるという仕事は
その人や家族を幸せにすることができます。

多くのお客様から、感謝の言葉も頂けます。 何事でもそうですが
感謝をされるという行動こそ、率先をし行うことが、
充実をした人生を送ることに繋がるだと思いました。

訓練途中に、 救助要請が入り、ヘリは 北アルプスへ向け飛んで行ってしまい。
予定していた ヘリへの搭乗は叶いませんでしたが、
まじかで見る、機会がないので 訓練とともに貴重な経験ができました

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