🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

土地を探していると　建築条件付きと　書かれているのはなぜですか。
という質問を受けました。

建築条件とは

土地を購入する条件で、〇〇建築会社で建物を建築するという
ことです、　つまり、土地を購入する時点で、　建築をするメーカー、工務店が
決められてしまっているということです。

家自体にあまり執着がなく、住む場所に拘りを抱いている方向けですが、
その逆の思考の方には　不向きということです。

一生を過ごす場所、　やはり　家自体より　場所を優先する、
家は多少なりの妥協や　まあ、どこの建築会社も大差はない　ないと考える方も
多いかとは思います。そのような、考えでも良いとは思いますが

なんといっても、土地費用より　建築費の方が高いのに、その建築物に
妥協をしても良いのでしょうか　っていう見方もできます。

そもそも　建築条件とは　誰にメリットがあるんでしょうか　ということですが
建築条件は　不動産業者さんと建築会社のタックを組んだような仕組み。
不動産会社は　地主さんから土地を仕入れても、売れるかどうかという状況に対して
建築条件をつけるという、建築会社さんが土地を購入することを約束、或いはすでに土地を
購入しているということです。

不動産会社にとっては　安心して土地を仕入れることができるわけです、建築会社側も
土地購入が決まった時点で、自社での建築が確定する　競合相手がいない　という
状況が生まれるのです。

つまり　建築条件付きは　買主さんより売主さん目線での都合で決めた条件です。

ただ、やはり　一生を住む場所。　建築条件つきであった土地だとしても
その場所がいい　という思いなら　また、建築条件であれば　土地の相場からメリット
があれば　選択肢から外す事もないかと。。思います。

いずれにしても　一生に一度の大事なイベント。　慎重に家族で話し合って決めてくださいね

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