松本山雅『消えた自動昇格』 2024シーズン第33節の振り返り
エルハウス 工務・メンテナンスの奥寺です!
首位・大宮アルディージャが2位・今治との試合に引き分け、
この結果をもちアルディージャのJ3優勝が決まりました。
圧倒的強さをみせ大差をつけての優勝となりました。
さぁ、今節の山雅・信州ダービーを振り返っていきましょう
⚽山雅の試合結果⚽
2024年 明治安田J3リーグ第33節
ガイナーレ鳥取戦
@サンプロアルウィン
松本山雅 3-4 ガイナーレ鳥取
山雅得点
前半29分:村越 凱光
後半35分:高井 和馬
後半42分:野々村 鷹人
鳥取得点
前半37分:松木 駿之介
後半27分:小澤 秀充
後半29分:小澤 秀充
後半37分:普光院 誠
後半大きく動いた試合、先制するも逆転負けとなりました
⚽スタメンの振り返り⚽
山雅のフォーメーションは、『4-4-2』
対する金沢は『3-4-2-1』
山雅の直近のリーグ戦からのスタメン変更は1人
野々村選手に変わり、高橋選手が入ります。
高橋選手は第8節以来、25試合ぶりのスタメン
そして、ケガから復帰した菊井選手がベンチ入りしました。
鳥取の直近のリーグ戦からのスタメン変更も1人
⚽得点シーンの振り返り⚽
1点目
相手陣内で浅川選手がボールを奪い、
安藤選手につなぎ、村越選手にパス
そのまま左足を一閃
村越選手は今シーズン6ゴール目!
2点目
山本康裕選手のクロスが相手選手のハンドを誘いPk獲得
このPKを高井選手が落ち着いて決めました。
高井選手の移籍後そして今シーズン初ゴール!
3点目
菊井選手のクロスに野々村選手が
ペナルティエリア内で頭で合わせました。
野々村選手の高いヘディング!
⚽90分間を通して⚽
山雅の勝点は45、対する鳥取の勝点は43。
両チームの勝ち点差はわずかに『2』
求めるのは勝点3
前半から互いにチャンスを作るシーンが見られます。
鳥取は、前半5分右サイドを突破し、クロス
これは合いませんでしたが山雅のPA内に侵入します。
一方の山雅は、前半6分に浅川選手、中村選手とつなぎ
安藤選手がシュート、しかし、枠に外れます。
立ち上がり10分までに互いにチャンスを一回ずつ作ります。
13分には浅川選手がシュート、コーナーを獲得
15分に村越選手がシュートはクロスバー直撃
ここまでチャンスを多く作っているのは山雅すると
29分に安藤選手のパスを受けた村越選手がゴール左足を一閃
ゴール右隅に決まり先制します。
先制してから追いつかれるパターンが多い山雅にとって、
この後は注意したいところ
36分に鳥取にCKを獲得されるも、そのCKから中村選手がカウンター次の一点を狙いに行きます
しかし、37分、頭でそらされたボールに三木選手が抜けだしPA内に侵入、
最後クロスを落ち着いて合わせて同点ゴールを奪われます。
試合は振出しに戻り、折り返します。
後半は前半と一転して目まぐるしく攻守が切り替わる展開
後半17分に中村選手が切り込むシュート
20分には攻撃の要となる菊井選手がピッチに投入され、
対する鳥取も攻撃の軸となる普光院選手をピッチに投入
25分に藤谷選手のクロスに安藤選手が触るもシュートまでは行けず
ゴール前まで迫るもゴールは生まれません。
すると、27分ドリブルで運ばれPA内からシュートを大内選手がセーブするも
こぼれ球を詰めれ失点。まさかの逆転を許します。
失点からさらに2分後、山雅が前がかりになったところを失点、1-3とリードを広げられます。
まず一点返したい山雅、
35分に山本康裕選手のクロスからハンドで得たPK獲得キッカーは高井選手
落ち着いて決めます。高井選手の復帰後初ゴールは、
山雅移籍後であり今シーズン初ゴールとなります。
この勢いのまま追いつきたいところでしたが、37分に失点
またもゴール直後での失点。これで再び2点差
42分には野々村選手がゴールで1点を返すも反撃は及ばず、3-4で試合終了
後半は5ゴールが生まれ打ち合いとなった一戦
敗れた山雅は鳥取と順位が入れ替わり、
プレーオフ圏内となる6位までとの勝点差は4に広がりました。
⚽次節⚽
次節はアウェイゲームです
明治安田J3リーグ 第34節
Y.S.C.C.戦
@ニッパツ三ツ沢球技場
⚽次戦の見どころ⚽
鳥取に破れ6試合ぶりの敗戦となった山雅
ただ、その負けなしが続いていた5試合の内訳も1勝4分と
白星が先行していたわけではありません。
前節の鳥取戦は、2点目、3点目を奪ったゴール直後に失点
追い上げムードが一転、相手の勢いを上げる展開となりました。
今まで2点目が課題であった中で複数得点を奪ったことは、
好材料となりましたが、やはり4失点とディフェンスの立て直しが必須となります。
今節、対戦するY.S.C.C.横浜は現在、2連敗中。
ここ10試合も1勝2分7敗と苦しい戦いが続きます。
前節、アウェイ・相模原戦に1-2で敗れて、入れ替え戦に入る可能性がある
19位に再び順位を落としました。
横浜も2連敗中の2試合で5失点とディフェンスがやや不安定です。
山雅の攻撃的スタイルで主導権を握れるかが勝利へのポイントになります。
ただ、その中でも0-0の間は比較的落ち着いていますが、
やはり得点が生まれた後での試合運びをどうするか
下位だからという考えは禁物です。
俺たちは常に挑戦者!