諏訪・松本の女性建築士ブログ|未来生活設計

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私とピアノ

こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
遠藤千咲(ちさっきー)です。

出会いが起こしてくれた奇跡
最近、エルハウスの買取り事業部の買いクル諏訪店で、
電子ピアノを手に入れました。
それまでもっと簡単なキーボードのようなものがあったのですが、
kawaiの電子ピアノが出たと聞き、前のものと交換してもらえることになりました。

私は5歳くらいからピアノを習い始めて中学3年生くらいまで続けていました。

当時を思い出すと母親から練習を強制されて、
辛い事という記憶しかありません。
発表会で同じ年の中では難しい曲を弾くことが早かったり、
学校の合唱ではピアノ伴奏をしたりということがやっている意義のように感じていました。

ピアノを辞めるまでは両親は本気で音大に行かせたいと思っていたようです。
練習が辛く、楽しくなかったことから限界がきてレッスンに行かなくなりました。

その後ピアノは埃を被っていました。

ただ、それから数年して好きな曲にチャレンジした事がありました。
一度離れて、ふと再び触れた時に子供の頃に感じていた気持ちがなくなり、ピアノと向き合えた瞬間でした。

上手に、間違えないように人より上手く弾くものと思っていたのが、
作曲した人が何を思って作ったのか、
それを自分でどう感じて表現するのか
まで感じて弾いてみたいと思えるようになりました。

きっと習っていた頃は子供だったこともあり、そこまで考えることはできなかったのだと思います。
それを理解できていれば違っていたかもしれません。

努力したものがある事に感謝
メカニックな電子的なキーボードは弾くことはほとんどなかったのですが、
この電子ピアノは鍵盤は木制で、ペダルもついています。
古いし、本物とは違いますが断然こっちの方がフィット感があります。
音量も調節できるので近所に迷惑もかかりません。
このところ、毎日弾いています。

小学校2年の時の教本のブルグミュラー。
ツェルニーやソナチネとは違い題名がついている曲です。
「ステェリアの女」「貴婦人の乗馬」「アラベスク」
この辺が得意でした。
弾こうと思ったら全く指が動かず、楽譜も読めなくなっていました。
2、3回練習したら何となく感覚が戻ってきました。
そして、今は題名と曲調のイメージを重ねることができます。
その世界を思い描きながら曲と向き合えます。

私のソウル
1曲だけ、今でも楽譜がなくても弾ける曲があります。
ベートーヴェンの「エリーゼのために」。
有名ですよね。この曲は小学校3年の時の発表会で弾いた曲です。
始めての有名な音楽家の曲であり、好きな曲だったので死に物狂いで練習したのを覚えています。

指で覚えたものは忘れないのですね。
この曲だけは自信を持って今でも弾くことができます。
その時努力、練習した賜物と言えます。

今だから
40年(50年?!)以上経った今、ピアノが自分の人生を豊かにしてくれています。
ほとんどの事が多くの情報により経験も練習もなく、誰もがなんとなく出来るような時代。

しかしスポーツと楽器はその人の肉体と精神を使い努力無しでは出来ない事かもしれません。
自分だから出来る、練習したから出来ることがあるということはとても幸せです。
音楽を辛いものではなく、豊かなものとして付き合える。
今はピアノがとても好きです。

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