諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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住まいはなんのために建てるの?買うの?

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

お住まいになった後に 家にかかる費用は抑えられるのか。

住居を長く維持していくには メンテナンスが必ず必要です
その時になるべくでしたら、費用をかからないようにしておきたいものです

であれば、何に費用がかかるのかということを知っておくことが重要です。
経年で劣化してしまうもの、劣化から交換しなくてはならない箇所、劣化から修繕をしなくては
ならない箇所 と
この2通りがあります、前者の交換しなくてならない箇所には、設備機器が大半です。
これはある意味仕方がないかと思います、ものには寿命があります。高額の機器にしたから
と言って、必ずしも交換が不要になるかといえばそうではないかと思います。
安価なものよりは 壊れること、故障のリスクは軽減されるかもしれませんが。

一方、後者の修繕をしなくてならない箇所では、事前に修繕のリスクを軽減することが
できます。
費用とは関係がない部分から
家、そのものの形を複雑にしないこと、とかく屋根形状です。屋根が折れたり、まじあったり、接触した
ような複雑な形状の屋根になるほど雨漏りのリスクがあります、外観も同様です。
複雑形状の中に、バルコニー、ベランダもふく見ます。 バルコニーに屋根をかけてほしい という
ことを再三申し上げますが、必ず、バルコニーの床は劣化します。不要であればバルコニーは
設けないことが最善です

これも外観の話ですが 外壁に使う材料です。これは はっきりといえますが
安価なものと高価なものと差があります。ただし、高価であっても 現場塗りは、左官で
仕上げた場合は除きます。
一般的に 外壁材の価格の差は表面の塗装の種類によって変わります。高価になれば
長持ちしやすい塗装を使用しています。

エルハウスの家は サイディングであれば ケーミュの光セラシリーズや、ガルバリウム鋼板のフッ素加工
した材料を標準にしている理由はそこにあります。

そこで 屋根に瓦、外壁材にタイル がいいのでは という相談を受けることもあります
確かに、長寿命であることは否定はしませんが、
瓦であれば 重量のある材料が屋根となる、一枚一枚を重ねてとめますので、地震などから
ズレてしまう可能性があります、
外壁のタイルであれば 剥がれ落ちる 最近はほぼこれな無いか 笑
窓周辺にシーリング材を使用していますから、 シーリング材は必ず劣化します、打ち替える必要があります
これは、 サイディングもガルバリウム鋼板も同様です。
ということから考えると、 全体の建築費用から考えた方がいいです。

最後に ランニングコストですね。これは 家の性能と比例します。
比例しなくては おかしな話になります。ただ、性能をよくすれば家の建築費は上がります。
その価格に見合ったランニングコストなのかどうかとういうことを見極める必要はあります。

当たり前のことなのですが、
建築費用をかけた分にメリットがなければいけません、そのメリット分をどのように活かすのか
もし、そのメリットを活かす必要がないならば、 建築費用を抑えた家づくりにした方が
いいかもしれません。

結局のところ、 家づくは なんのために? 何をしたいから、どんな暮らしを望むか。という
話です。
今一度、振りかってみてはいかがでしょうか。

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