重要伝統的建造物群保存地区 「伊根町の舟屋を訪れて」
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
ここいいですは。 絶対に一度は訪れてほしいと思いましたね
舟屋の並ぶ風景、 京都府伊根町です。 舟屋とは 漁業で使う船を
雨などから守るように 家もガレージにしたような作り。これが 海に面して並んでいるとことから
2005年に 文化庁から重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けたそうです。
ちなみに 長野県の南木曽も重要伝統的建造物群保存地区ですね
車1台通れる道 その海側に舟屋、反対側に住居、その裏手には山が迫る、という決して
恵まれた地形ではないと思いますが、これが 街並みの風情を醸し出しています
写真中央の舟屋は 江戸時代からある 一番に古い舟屋だそうです
舟屋の舟の格納をした2階が居住スペースだと思っていましたが、どうも調べてたら違うようです
居住スペースは道を挟んだ向かいにあるようです、つまり 農業で言えば農機具小屋なんですね。
ですが、舟屋は海に面しているところから このような 珍しい いい風情を醸し出しています。
実用的、かつ、舟を暴雨などから守れるという発想ではないでしょうか。 これができるのも、
穏やかな海が目の前だからだそうです。 伊根の海の入り口に青島という島があることから、
海が荒れても 大きい波が押し寄せることはないだとか、 波が立つ程度だそうです。
海上タクシーで 案内をしてもらった船長さんから教えていただきました。
ちなみに ここを訪れた時は 是非、海側から舟屋を見てほしいです。 舟屋は生活の場、
足を踏み入れることはなりませんし、
海上タクシーは 船長さんの案内もありと 舟屋への理解が深まりますよ
今回、利用させて頂いた 海上タクシー
こちらに移住をされてきた、 漁師さんの中で一番 若い
船長さんが案内してくださいます
【Re:INE】
定員:12 名
船長:寺谷 僚介
予約:080-3100-8954
HP: https://www.reine.jp/
ここで 疑問に思ったことが この海の上になる場所は 地代そう、土地としての存在になるのかって。
どうやら 伊根町は都市計画外区域のようですが、 保存のために色々な法則があるようです
そんなことを思い ネットで検索をしていたら こんな舟屋の宿泊施設化に取り組んだ
京谷建築設計室さんお H Pの記事を見つけた 伊根の舟屋
なるほど、現代の建築基準法に当てはめると とんでもないことになる、
興味が湧いたのは バリアフリー法 、元々の舟屋は ゆっくりとた勾配にレベルしかも
玄関から 海に向かってスロープで下がっているところが特徴。
こうして読んでいくと、建築のなする景観とはなんだろうか、考えてしまう
文末にこのように書かれている
「画家は絵画で、作曲家は音楽をもって思考や感情を芸術とする。建築家も同様にありたい。
伊根の舟屋群の中に屹立するこの舟家で、この物語を味わってもらいたい。(二〇一八年四月十日) 」
「Copyright © 2020 京谷建築設計室 Studio QTN. All rights reserved 引用」
家と家の間には 波が押し寄せている