茅野・原村・富士見 八ヶ岳 「権現岳」への挑戦 前半戦
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀
茅野市からですと 権現岳登山口 天女山は ぐるっと八ヶ岳の裏側にまわりこむ
ような感じになる場所です。 駐車場も整備されているため、また 登山口までも
片側1車線の舗装路であり アクセスが良いです。
少し遅めの8時30分頃駐車場に到着 この日は5、6台の駐車がありました
登山入り口は駐車場の脇に階段があり わかりやすいです。
権現岳までたった 6.8km 楽勝でしょって 思いますが、いや そんなに登山は
甘くはないのね。
林の中に伸びる登山道、ストレスを感じさせない程度の傾斜、歩きやすい、15分ほど登ると
天の河原にでます、 ここは 富士山を眺めることができるスポット。 登山でなくこの
展望が目的だけで 登ってくるかたもいますね。この日は 富士山はバッチリ眺めることができました。
天の河原を過ぎても 斜度は緩く熊笹の間を縫うように 登山道は伸びています。
案外ゆるゆるの楽勝の登りです、やがて 開けた場所に出ると八ヶ岳の様子がおかしいことに
気が付く 周りは晴れているのに 八ヶ岳で雲ですっぽり覆われているではないか。 なんなん。。
あれまあ、 これは折角登っても・・と 気持ちが萎えます。
今日は 引き返そう、 何もこの眺望がない日に登ることはない・・と 何度も思いながら
足取りが一気に重く、微かな期待をしながらも、といいたいですが、 期待も絶望に。
このまま、登るべきか、ここで引き返そうか、この心の葛藤のまま上へと登ります。
半ば、トレーニングだからと 自分に言い聞かせての登りです。
相変わらず、足元は熊笹、周りは林 汗だけが落ちる、時折 水分をとりながら・・・一歩、一歩。
途中 開けた場所で天候を確認、 先ほどまで見えていた富士山も全く見えず、雲の状況はさっきより悪化。
ほんと、どうするよ、って やがて明らかに傾斜が急になる、無論、急登なわけで 岩がゴロゴロ、
木の根が露出、権現岳、いや 八ヶ岳の試練の始まり。 樹林帯をいくのでガスが晴れてくるのか
どうかはわからず、 コース上にある 三ノ頭という場所までは行こうと決める。
しかし、急登はまだまだ続く。 やがて 木々の間が明るくなってくるのがわかる、あそこに
行けば 稜線か。 あれが三ノ頭か。
やっとの思いで稜線にでる、少しガスが切れてきていた、 でも まだ 権現岳方向を見ると真っ白。
何も見えず、降ってきた人が2名。 様子を聞くと、 真っ白、ガスガスとのこと。
あーやっぱり。 さてどうする 引き返すかとしばらく休憩。 うーんここまで登ってきたのだから、
今日の眺望はなしでもいい、ピークハントでいいや、と決める。ピークハントとは 頂上征服のことです。
稜線は 「前三ノ頭」であった、三ノ頭はまだこの先。 再び 樹林帯に入る。ここもまたまた急登。
登山の厳しさを感じる、 周りはガス。真っ白けの中を進む。
再び開けた場所に。 ここが 「三ノ頭」なーんにも見えず。 スマホで動画を撮って遊ぶ。
とすると 下からガスが晴れてくる、おおーー。 これは、、、もしや 。 左手に見える網笠山はもう
はっきりとわかるほど晴れてきた。 これぞ ♪───O(≧∇≦)O────♪ キター って叫びです
権現岳の頂上を見ると、半分、ガスかかり、半分晴れ。あと もうちょい。 もう少し がんばれ 晴れろーーー。
おー、ついに・・・。 権現岳の全容が 現る 。 次回へ。